2016年に続く、オーストラリアの魅力を紹介する内容
カンタス航空はこのほど、機内安全ビデオの最新版を機内およびYouTube上で公表した。2017年の機内安全ビデオでは、オーストラリアの素晴らしい景勝地とともに、オーストラリア人の日常がテーマとなっている。
近年、一般的な機内安全ビデオにとどまらない、映画やタレントとコラボレーションするなどユニークな内容を制作する航空会社が続々と登場している。カンタス航空では2016年、オーストラリアで人気の観光スポットなどを舞台に、タスマニア州の美術館で酸素マスクの説明をしたり、クイーンズランド州ハミルトン島で緊急着陸時の姿勢を実演したりといった斬新な内容の機内安全ビデオを制作。カンタス航空の機内をはじめ、SNSを通じてのべ9,000万人以上が視聴した。
機内安全ビデオに著名人も友情出演
2017年の機内安全ビデオでも、オーストラリア各地のざまざまな景勝地が、美しい音楽とともに紹介されている。
例えば、ビクトリア州のスキー場では地元出身のスキーチャンピオン、クイーンズランド州ケープヒルズボローではビーチでカンガルーと遊ぶ女性、タスマニア州ではサラマンカマーケットで唯一りんごを32年ずっと自家栽培して売っている男性が登場する。また、シドニー湾「ワイルドオーXI」のクルー、メルボルンのファッションショーのランウェイ上に立つデザイナーのダニエル・アヴァキアンら著名人も友情出演している。
今回の機内安全ビデオにはオーストラリア全土から16ヶ所が登場する。撮影は12日間かけて行われたといい、観光スポットをアピールしながらオーストラリアの魅力がより伝わってくる、前年よりパワーアップした内容となっている。2017年2月1日から国際線およびオーストラリアの国内線において順次導入されており、YouTubeでも見ることができる。
カンタス航空の機内安全ビデオ2017(YouTube)
「最も安全な航空会社」ランキングで4年連続首位
カンタス航空は創設以来、ジェット機での死亡事故を一度も起こしておらず、世界で最も安全な航空会社として評判高い。オーストラリアの航空会社情報サイト「Airline Ratings」が2017年1月に発表したデータによると、世界の航空会社425社を対象とした“最も安全な航空会社”ランキングで4年連続首位となった。なお、ランキングのトップ20社に日本の航空会社では、全日空と日本航空が入っている。
【関連サイト】
カンタス航空 ホームページ (日本語)