お城EXPO2016、横浜で開催!イルミ輝くみなとみらいにお城好きが集合

近年、城めぐりを楽しむ女性「城ガール」や城好きを公言する有名人が増えている。イルミネーション輝くクリスマスの3連休、城好き必見の“城”をテーマにした総合イベント『お城EXPO 2016』がパシフィコ横浜で開催される。“クリぼっち”を嘆くなら入城せよ!?

12月23日(金・祝)~25日(日)、パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)で“城”をテーマにした総合イベント『お城EXPO 2016』が開催される。城好き必見の「お城シアター」や全国各地から厳選した城絵図、精巧なお城の模型、浮世絵などの貴重な展示をはじめ、お城をテーマにしたフォトコンテスト、日本100名城に選定されている城郭の観光情報や特産品のコーナーなど、会場となるパシフィコ横浜会議センターの1階~5階までが城にまつわる「テーマ展示」で埋め尽くされる。

日本の名城を情景と共に復元したジオラマ模型(全国各地40城)を展示(画像提供:お城EXPO実行委員会)
日本の名城を情景と共に復元したジオラマ模型(全国各地40城)を展示
(画像提供:お城EXPO実行委員会)

「テーマ展示」で必見なのは、「お城のジオラマ模型展」と「城郭の浮世絵展」だ。「お城のジオラマ模型展」では、情景とともに細部まで見事に表現された、全国40城のジオラマを展示。「城郭の浮世絵展」では、江戸期文化、文政の頃から幕末、明治にかけて活躍した浮世絵師によって描かれた、武将や戦場、城を舞台にした貴重な浮世絵を一堂に展示する。

橋本貞秀 真柴久吉公播州姫路城郭築之図
お城が描かれた貴重な浮世絵10点が展示。橋本貞秀《真柴久吉公播州姫路城郭築之図 》(画像提供:お城EXPO実行委員会)


テーマ展示の一つである「城めぐり観光情報ゾーン」では、「国宝5城」である姫路城、犬山城、彦根城、松本城、松江城を含めた、日本100名城に選定されている城郭を有する団体が出展。お城めぐりに役立つ情報や周辺観光情報などを発信する。彦根城のひこにゃんや熊本城のひごまるをはじめ、くまモン(熊本県)、さのまる(佐野市)、わん丸君(犬山市)といったキャラクターも登場し、会場を盛り上げる。熊本地震で被災した熊本城の復興支援コーナーとして、熊本城の崩落した石垣から発見された、文様のある石の展示も行われる。(入城券 一般 当日1500円 前売1300円 /小・中学生 当日800円 前売500円)

国宝5城(姫路城、犬山城、彦根城、松本城、松江城)を擁する自治体も出展(画像提供:お城EXPO実行委員会)
国宝5城(姫路城、犬山城、彦根城、松本城、松江城)を擁する自治体も出展(画像提供:お城EXPO実行委員会)


また、「厳選プログラム」として、お城のスペシャリストたちが登壇する、同イベントでしか聞けない貴重な講演会・フォーラム・トークショーなどが毎日開催される。12月24日(土)のトークショーでは、城好きとして知られ、お城にまつわるエッセイも執筆している春風亭昇太さんが登場。城郭考古学を専門とする考古学者の千田嘉博さん、城郭ライターの萩原さちこさんとともに、お城について熱く語る。(厳選プログラム参加にはプレミアム入城券 3000円 前売2800円が必要)
 

さらには、ここでしか受験できない、城郭検定の特別版「お城EXPO検定」も。検定後は、日本城郭協会講師から直接解説が受けられる、またとない機会だ。受験を希望する方は、『お城EXPO検定』ページより申し込みが必要となる。(入城料+受験料一般5500円、中学生以下4000円)⇒https://www.kentei-uketsuke.com/sys/shiro-expo/introduction

 

城好きな方はもちろん、「クリスマスにすることがない」方も“城”の美学にふれてみては。

 

お城EXPO 2016
期間:2016年12月23日(金・祝)~12月25日(日)10時~18時(入城は17:30まで)
会場:パシフィコ横浜 会議センター
料金:入城券 一般 当日1500円 前売1300円 /小・中学生 当日800円 前売500円
※厳選プログラム参加の場合はプレミアム入城券 3000円 前売2800円
※お城EXPO検定受験の場合は入城料+受験料一般5500円、中学生以下4000円(要事前申込)
URL:http://www.shiroexpo.jp/

Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 「婚活」の落とし穴

    「男らしさ」がしんどい若者たち。「女性より稼いで当然」「デートもリードすべき」と言われても

  • ここがヘンだよ、ニッポン企業

    危機管理のプロが警告! 中学受験で“御三家”を目指す親子が知っておくべき「学歴エリートの落とし穴」

  • 世界を知れば日本が見える

    深刻な少子化に苦しむ「中国」と対照的に、今こそ「一人っ子政策を導入すべき」といわれる2つの国とは

  • ヒナタカの雑食系映画論

    ツッコミどころ満載で愛される『名探偵コナン 紺青の拳』、気になる5つのシーンを全力でツッコんでみた