ライフタイル提案型の新しい家電店として注目されている蔦屋家電が、今度は激戦区・広島にやってきます。
本、文具、カフェも揃える家電店
エディオンは12月9日、JR広島駅南口の「EKICITY HIROSHIMA」内の商業棟1階から3階に「エディオン蔦屋家電」をオープンすることを明らかにしました。開業は2017年4月です。
同社によれば、「エディオン蔦屋家電」は、「”居心地の良い時間を楽しむ 新しい発見に出会える家電店”をコンセプトとして、新たに本・文具・カフェなどと融合させた、大人から子供まで好奇心を持って楽しく心地の良い買い物が出来る空間を提供していく」とのこと。
エディオンは、地域密着や顧客サービスに力をいれ、広島を中心に拡大し、古くから地元で愛されている家電量販店です。エディオンとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、エディオン店頭でTポイントサービスを開始するなど、これまでにもつながりがありました。今回、「エディオン蔦屋家電」がオープンする広島はエディオンにとっては"創業の地"。そこに新業態を展開するというわけです。
ビックカメラも広島駅前に立地
再開発が進む広島駅前は、商業施設やオフィス、タワーマンションなどが次々と建設され、JR広島駅を中心とした商業集積地として生まれ変わろうとしてます。
広島駅前には、9月にビックカメラ広島駅前店がオープンしたばかり。2店の位置関係は目と鼻の先です。広島市内には八丁堀にヤマダ電機LABI広島、紙屋町にエディオン広島本店が立地するなど、広島は家電量販店の激戦区です。エディオンは地元での知名度に加え、顧客に新たなくつろぎ空間を提供することで、さらなるファンの獲得に力を入れていくと考えられます。
エディオンプレスリリース
http://www.edion.co.jp/release/detail.php?id=841