湘南の冬の風物詩である、江の島のイルミネーションイベント『湘南の宝石』が11月26日からはじまり、カップルやファミリーを中心に、連日にぎわいを見せている。
昨年以上にパワーアップしたイルミネーション
『湘南の宝石』は、江の島サミュエルコッキング苑および苑内に建つ展望灯台「江の島シーキャンドル」を中心に、江の島の広範囲が電飾される大規模なイルミネーションイベントで、「関東三大イルミネーション」にも認定されている。
とくに、メイン会場であるコッキング苑内に設けられた光のトンネルに使われるクリスタルビーズの数が、昨年の5万個から今年は6万個に増えるなど、より一層、煌(きら)びやかさを増している。
圧巻なのは、光のトンネルを抜けた先に広がる、ライトアップされたシーキャンドルを中心とする『光の大空間』。シーキャンドルの展望室付近から、360度の範囲に広がるワイヤーに吊されたイルミネーションは、あたかも地上に降り注ぐ銀河のようだ。
もちろん、シーキャンドル展望台にも上がることもでき、壮大な夜景を楽しむことができる。
クリスマスやバレンタインの旅先に
『湘南の宝石』は、2017年2月19日(日)まで、およそ3ヶ月にわたって行われる。その間、スペシャルライブや、12月中旬~1月下旬にかけては、冬に花を咲かせる2万株のウィンターチューリップも見ることができる。
また、イベントのフィナーレを飾る2017年2月11日(土)~2月19日(日)までの間は、ミラーボールの光が織りなすインスタレーションプログラムが行われる。
コッキング苑およびシーキャンドルの営業時間は、通常は9:00~20:00(最終入場19:30)までだが、年末年始を除く土日祝と、12月26日~30日までは21:00(最終入場20:30)までと1時間延長される。
江の島までは都心から、電車でおよそ1時間ほどで、手軽に訪れることができるのもいい。間もなく訪れるクリスマスシーズンや、バレンタインの時期は、例年特に盛り上がりをみせるので、ショートトリップの旅先としてもってこいだろう。