東京で初雪、11月の積雪は観測史上初 雪道で怪我しない歩き方とは

24日、上空の真冬並みの寒気と関東の南岸にある低気圧の影響で、関東甲信地方では広く雪やみぞれが降り、東京都心でも今朝「初雪」の観測が発表された。

24日、上空の真冬並みの寒気と関東の南岸にある低気圧の影響で、関東甲信地方では広く雪やみぞれが降り、東京都心でも今朝「初雪」の観測が発表された。東京で11月に初雪が観測されるのは1962年以来54年ぶりで、記録的に早い初雪となった。

 

また、日本気象協会によると、東京都心で積雪も観測されている。11月の積雪は、観測史上初めてという。気象庁は、大雪による交通障害や路面の凍結に注意を呼び掛けている。

 

東京都内では真冬並みの気温の中、通勤や通学する人は会社や学校へと急いだが、都内の一部で電車の遅れや運休が発生するなど、雪の影響も出た。今後も凍結などが心配されるが、慣れない雪道でけがをしないために、どうやって歩けばよいのか。これに関して、北海道の情報に詳しい鹿島千穂氏がAll Aboutの『冬の北海道旅行は何を準備する?』で北海道での雪道の対策について解説しており、雪慣れしていない人は参考にしてみると良いかもしれない。

 

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足元は「滑らない靴底」が基本

鹿島氏によると、北海道の店で売っている冬用の靴の底には、最初から大抵切れ込みが入っているという。ごく浅いものから深いギザギザまで様々だが、ブーツなどは何らかの形で滑り止めが付いているのが普通なのだという。

 

「もし、あなたの靴の底がツルツルの場合は、そのまま雪道を歩くのは危険ですので、滑り止めを付けることをおすすめします」(鹿島氏)

  

歩き方にも注意が必要!

また、靴の選び方だけではなく、歩き方にも注意が必要であると鹿島氏は述べている。

  

「歩き方にも少し気をつけてみてください。地面にかかとから足をつけると、ツルッと滑ってしまいますので、靴の裏全体で一気に地面を踏みしめるような感じ、地面にスタンプを押しながら行進するような感覚を意識して歩くと転びにくいですよ」(鹿島氏)

  

また、All Aboutの『雪道の歩き方、クリスマスなど今月のおすすめ情報』でも雪の際の注意点が紹介されている。意外に滑りやすい、転びやすい場所・シーンとして、

  • マンホールの上(フタに薄っすら雪が積もっていると転びやすい)
  • 建物の屋内に入る時(しっかり靴底の雪を落してから入るのが懸命)
  • 交通量の多い横断歩道(一見、雪がないようにみえても、夜は凍結路面になる)

が挙げられている。上記は、非常に滑りやすいので、十分に注意したい。凍った路面で滑ってケガなどをしないために、寒さと雪への対策を万全にして出かけたい。

  

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