萩尾望都「ポーの一族」の新作「春の夢」 続編連載が決定

小学館は28日、萩尾望都氏による漫画シリーズ『ポーの一族』の、40年ぶりの新作『春の夢』の続編が「月刊flowers」2017年3月号(2017年1月28日頃発売予定)から連続掲載することを明らかにした。28日発売の「月刊flowers」12月号で発表した。

ポーの一族
小学館リリースより引用

小学館は28日、萩尾望都氏による漫画シリーズ『ポーの一族』の、40年ぶりの新作『春の夢』の続編が「月刊flowers」2017年3月号(2017年1月28日頃発売予定)から連続掲載することを明らかにした。28日発売の「月刊flowers」12月号で発表した。

  

小学館によると、漫画シリーズ『ポーの一族』の新作『春の夢』が掲載された「月刊flowers」2016年7月号(5月28日発売)は、5万部の発行が好調な売れ行きとなり、雑誌では異例の1.5万部重版を実施、電子版も1.3万DLになったという。

 

『ポーの一族』は、1970年代に「別冊少女コミック」にて断続的に連載された、少年の姿のままで永遠の時を生きる吸血鬼エドガーを主人公とする一連の物語。40年ぶりの新作は、第二次世界大戦の最中、エドガーとアランがウェールズでひとりのドイツ人の少女と出会うことから始まるエピソードという。

 

萩尾氏の他の代表作は『トーマの心臓』『11人いる!』など。『残酷な神が支配する』で手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章を受章している。

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