リクルートマーケティングパートナーズが18日に発表した「ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べ」よると、挙式、披露宴・披露パーティ総額は359.7万円で2015年の調査から7.0万円増加し、05年の調査開始以来、過去最高となった。招待客人数は減っている一方、招待客1人あたりにかける費用や、新郎新婦の衣裳総額も増加傾向にある。「テーブルごとに写真撮影」する演出が特に増加しており、招待客との交流をもつこだわりの演出にお金をかける新郎新婦が増えているという。

 

増加傾向にある結婚式費用だが、二人に合った予算を考えることは重要だろう。予算の立て方や資金の調達方法について、All Aboutの専門家は次のように解説している。

 

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会場のモデル見積よりは50万円~100万円多めに見るのがポイント

自分たちが結婚式のために使える貯蓄額と、結婚式までに貯められる予想金額を合わせたものが結婚式予算となる。まずはその予算内で結婚式が行える会場を探すことになる。結婚情報誌ライターの粂美奈子氏によると、会場が出している見積りはあくまでもモデル例なので、アイテムの価格は最低~中ランクぐらい、かつ必要最低限のものしか含まれていないことが多く、見積額は低めになっているという。料理のランクアップや演出の追加によって見積額より多くなりがちなので要注意だ。

  

予算が足りないときは…

招待客を減らせばそれだけかかる費用は減るので、招待客を見直すのもひとつの方法だというのが粂氏の意見。さらには思い切って会場側に相談してみるのもいい。「どうしてもこの会場で結婚式を挙げたいのだけれど、予算はぎりぎりで●●●万円までしか出せません。どうにか予算内でお願いできませんか?」と誠意をもって交渉すれば道が拓けるかもしれないという。

  

それでも足りないときは親に援助してもらってもいい?

いい歳をした大人が情けないという意見もあるが、お金がないのであればやむを得ないこともある。親によっては「子どもの結婚式の援助をするのは当たり前のこと」と考えている場合もあるし、「もう大人なんだから自分たちで何とかしろ」という考えの人もいるだろう。自分の親がどちらのタイプかを見極めた上で、相談を持ちかけてもみるといいと粂氏は述べている。

  

ご祝儀は結婚式費用としてあてにしてもいい?

ご祝儀の額は、たとえば友人や同僚なら3万円が相場、親族になれば5万円以上。また、友人や同僚でも年齢が20代前半で、学生など定期的な収入がない場合だと、2万円ということもある。粂氏によると、招待客の顔ぶれでご祝儀総額は変化するので、一概には言えないだろうが、招待客数×3万円でだいたいのご祝儀額が予想できるという。つまり、70人規模の披露宴でご祝儀額は200万円程度ということになる。

  

粂氏によると、結婚式会場への支払いは、挙式の1カ月~1週間前くらいというところが圧倒的に多いので、いただいたご祝儀をそのままスライドさせて会場にお金を払うということは物理的に難しいという。そのため、ご祝儀をあまりあてにしすぎるのも考えものであり、結婚式費用は自分たちの蓄え(+親の援助)で行うほうが良いと粂氏は述べる。結婚式で自分たちの蓄えを使ってしまっても、ご祝儀がいただけるから新生活は大丈夫と考えるほうがいいかもしれない。

  

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