東北自動車道を東京方面へ向かう途中、埼玉県羽生市にある「羽生パーキングエリア上り線」。愛称の「鬼平江戸処(おにへいえどどころ)」が示すとおり、作家・池波正太郎の人気時代小説『鬼平犯科帳』の世界を表現した、ほかに類を見ないPAです。東北道を江戸時代の街道に見立て、ここを"江戸への入り口"として演出した、その魅力をご紹介します。
※施設の情報は2026年9月時点のものです。営業時間・店舗内容は変更になる場合があります。訪問前に公式サイトにて最新情報をご確認ください。
一歩入れば江戸の町。15分ごとに昼と夜が入れ替わる館内
建物に足を踏み入れると、本染めののれんが下がる江戸の町並みが広がります。江戸でもっともにぎわったといわれる「両国広小路」の屋台を思わせるショッピングゾーンもあり、館内は江戸の下町の1日をイメージして、15分ごとに昼と夜の景色が入れ替わる演出も。まるで時代劇のセットに迷い込んだような感覚は、子どもから大人まで楽しめます。
PAの裏手にある一般道からも入場できるので、高速道路を使わずに訪れることも可能。フリーWi-Fiや授乳室、車いす対応の設備もそろっています。
作中の店の名を冠した食事処に、江戸の味を受け継ぐ老舗が集結
館内には、『鬼平犯科帳』に登場する店の名を冠した食事処が並び、江戸の伝統の味を受け継ぐ老舗がその味を届けています。主人公の長谷川平蔵がひいきにしたそば屋「本所さなだや」は、池波正太郎も愛した1884年創業の老舗「神田まつや」が監修。作中の辻売りのうなぎ屋にちなんだ「忠八」では、1897年創業の川魚卸問屋「鯉平」が伝統の技で腕をふるいます。ほかにも、軍鶏鍋の「五鉄」、中華そば「弁多津」、江戸めし「万七」など、江戸情緒あふれる食事処がそろいます。
食べ歩きなら、くず餅で知られる「船橋屋」や人形焼・たい焼の「文楽焼本舗」へ。おみやげ処「屋台連」では、地元・羽生の工場から直送される羽生PA上り限定の「濃厚しっとりチーズケーキ」(1,650円)が人気です。
施設情報
名称:羽生パーキングエリア上り線(鬼平江戸処)
所在地:埼玉県羽生市弥勒字五軒1686(東北自動車道 館林IC〜羽生IC間)
TEL:048-566-1215(鬼平江戸処マネジメントオフィス)
営業時間:店舗により異なる
駐車場:大型148台/小型114台
※PA裏側の一般道からも入場可



