武雄(たけお)温泉の歴史は非常に古く、神功皇后が朝鮮出兵の帰りに岩を突いたところにお湯が湧き出たという伝説が残っています。
かつては剣豪・宮本武蔵や蘭学者のシーボルトといった歴史上の著名人もこの湯を楽しんだと伝えられており、古湯としての深い趣を感じさせます。
泉質は弱アルカリ性の単純泉で、保温性に優れ、神経痛や疲労回復などに効能があるとされています。肌への刺激が少なく柔らかい湯ざわりは、世代を問わず愛される理由のひとつです。
温泉街の最大のシンボルは、1915年に完成した「武雄温泉楼門」です。東京駅の設計でも知られる佐賀県出身の建築家・辰野金吾の手によるもので、釘を1本も使わずに建てられたという建築美は、国の重要文化財にも指定されています。
楼門の先には、同じく辰野氏が設計した「武雄温泉新館」があり、現在は資料館として大正時代の大衆浴場の面影を伝えています。
「武雄温泉」周辺には何がある?
武雄温泉は、温泉以外にも現代的な癒やしと歴史を同時に楽しめるスポットが豊富です。まず訪れたいのが「御船山楽園」です。武雄領主・鍋島茂義が3年の歳月をかけて築いた15万坪もの広大な庭園で、四季折々の花々や紅葉、そして御船山の断崖が織りなす絶景を堪能できます。
また、新感覚の観光スポットとして欠かせないのが「武雄市図書館・歴史資料館」です。書店やカフェを併設した開放的な空間は、観光客が旅の情報を集めたり、コーヒーを飲みながら読書にふけったりと、思い思いに過ごせる場所として人気を集めています。
さらに、1200年の歴史を持つ「武雄神社」では、樹齢3000年といわれる御神木の大楠から力強いパワーを感じることができます。夜間には期間限定でライトアップイベント「武雄のあかりめぐり」が開催されることもあり、幻想的な雰囲気を味わえます。
「夜の光がとても綺麗」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「歴史ある温泉地で、武雄温泉楼門などがライトアップされる夜はとても雰囲気があるから」(30代男性/富山県)
「武雄神社や図書館などの夜の光がとても綺麗だから」(30代女性/広島県)
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この記事の執筆者:
All About ニュース編集部
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