All About ニュース編集部は、2025年11月20日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。
今回は、北海道在住・35歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:35歳女性職業:正社員(観光業)
在住:北海道釧路市
家族構成:父親、母親、自分
世帯年収:父600万円、母150万円、自分230万円
実家の間取り:1軒家3LDK
毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:2万円交際費:約5万円
毎月のお小遣い:約10万円
毎月の貯金額:1万5000円
貯金総額:30万円
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳女性の1カ月の平均消費支出は18万7円です。そのうち、住居費の平均は2万6543円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた15万3464円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
実家を出るかどうか尋ねると、「36歳くらいには出たい」とのこと。現在、恋愛や結婚願望については「なし」と回答しています。
「掃除洗濯、美味しいご飯も」
実家暮らしを選んでいる理由は「職場までの通勤に便利だから。寮に入ったり一人暮らしをするより家賃や光熱費が安上がりで、掃除洗濯もやって頂けるのが有難いから」と言います。さらに「年取った両親の様子を身近で見れるので遠くから心配する事が無い。美味しいご飯が家に帰ったら用意されている」と続けました。
「月2万円家に入れているだけで」
両親と同居している回答者。実家暮らしで苦労していることは、「休みの日が被るとゆっくり休む事が出来ない。夜中トイレに行くのにも気を遣う。プライベートがほとんど無いような感じ」とのこと。さらに、「口うるさく言われることがある。可愛い下着などを洗濯してもらうのが気まずい。友達や恋人を招きづらい」と話しました。
一方、お金に関する悩みを尋ねると、「お金に関する悩みは特に無いと思う」と言います。「月2万円家に入れているだけでご飯も掃除洗濯もしてもらえるし、光熱費も払うことも無い」と教えてくれました。
両親との実家暮らしでは、細かいところにも気を使い、気まずい思いをすることもあると話す回答者。一方で、通勤に便利なうえに「月2万円」入れるだけで家事全般をやってもらえる実家暮らしに満足そうな様子もうかがえました。
※回答者のコメントは原文ママです



