
経済産業省が公開している「製品安全ガイド」では、毎月さまざまな家庭用製品のリコール情報が発表されています。発火や過熱、感電など、生活に直結するリスクを含むケースも多く、注意を怠ると事故につながる可能性も。本記事では、2025年10月に更新された主要なリコール情報をまとめ、対象製品の特徴、リコール理由、消費者が取るべき行動を分かりやすく解説します。
2025年10月の主なリコール製品
10月は「発熱」「発火」など、電気製品に関連したリスクを伴うリコールが中心に発表されました。まずは概要を簡単に整理します。充電式・携帯型の扇風機(発熱の恐れ)
一部モデルで充電ICの不具合により、動作不良や発熱の恐れが指摘されたもの。製品名は「フレ スマートハンディファン 2025年モデル」で、3月14日~6月27日まで発売されていた商品が対象です。「自主回収専用受付フォーム」での回収・返金(クオカード)といったリコール対策内容を発表しています。
ポータブル電源(発火リスク)
発火事故の調査をしたところ、事業者の定める基準を満たしていないモデルがあったため。商品名は「EENOUR ポータブル電源」で、主に2023年11月30日~2024年6月19日の間に発売されていたものです。リコール対策内容としては、「無償点検及びアップグレードの実施」または「回収・返金」となります。
モバイルバッテリー(感電の可能性)
発火事故が国内で発生。異物混入の可能性があり、そのため使用時に電池セルの内部短絡が発生する恐れあり。製品名は「Anker PowerCore 10000」で、2022年12月25日〜2025年10月21日の間に発売されていたものです。回収・交換のリコール対策となっています。
リコール製品を見つけたら何をすべき?
リコール対象の可能性があると分かったら、以下の行動を徹底してください。・すぐに使用を中止し、コンセントから抜く
・充電機器の場合は 充電をやめる
・メーカーの案内に従って 交換、修理、返金などを受ける
・連絡先や手続きページは全て公式Webサイト経由で確認する
リコール製品の対応は基本的に無償で行われます。費用を請求された場合は詐欺の可能性があるため要注意です。
最近増えている「リチウム電池事故」にも注意
ポータブル電源やモバイルバッテリーの事故は年々増加しており、消費者庁も注意喚起を行っています。特に以下の点は事故防止に効果的です。・充電時は布団やソファの上に置かない
・純正ケーブルを使用する
・高温になる車内に放置しない
冬場は暖房製品と併用する機会も増えるため、電池製品の扱いにはより慎重な行動が求められます。



