好き&買ってみたい「栃木県の伝統工芸品」ランキング! 2位「結城紬」を抑えた1位は? 【2025年調査】

All About ニュース編集部が全国250人を対象に実施した伝統工芸品に関するアンケートの調査結果から、好き&買ってみたい「栃木県の伝統工芸品」ランキングを発表! 2位「結城紬」を抑えた1位は?

好き&買ってみたい「栃木県の伝統工芸品」ランキング
好き&買ってみたい「栃木県の伝統工芸品」ランキング
日本の伝統文化や職人の技が、今、国内外から改めて高い注目を集めています。 その土地の歴史と美意識が詰まった伝統工芸品は、単なるお土産ではなく、特別な思い出を象徴する一品となります。

All About ニュース編集部では、2025年11月26〜27日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、伝統工芸品に関するアンケートを実施しました。

その中から、好き&買ってみたい「栃木県の伝統工芸品」ランキングの結果をご紹介します。

>3位までの全ランキング結果を見る
坂上 恵
この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。 ...続きを読む
>プロフィール詳細

調査概要

調査期間:2025年11月26〜27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国10〜60代の男女250人

※本調査は全国250人を対象に実施したもので、結果は回答者の意見を集計したものであり、全体の意見を断定的に示すものではありません

2位:結城紬(茨城県、栃木県)/47票

結城紬(ゆうきつむぎ)は、栃木県結城市と茨城県筑西市周辺を主な産地とする絹織物。約1700年の歴史を持つとされる、日本最古の絹織物の一つで、その特徴は真綿から手で紡ぎ出した糸を使うことによる、軽くて暖かく、そして独特のふんわりとした風合いです。国指定の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。使うほどに体になじむ、着物の最高峰とされています。

回答者からは「手仕事の温かさと落ち着いた美しさが印象的で魅力的だからです」(20代女性/大阪府)、「クラシックな色合いがとても感じがよく、羽織としてきてみたい」(50代男性/沖縄県)、「色合いがものすごく上品で優雅。こんな着物を着こなせたらいいなあと思う」(40代女性/大阪府)といった声が集まりました。

1位:益子焼/175票

益子焼(ましこやき)は、栃木県益子町で生産される陶器です。江戸時代末期に始まり、当初は日用品の甕や土瓶などが中心でしたが、現在は民芸運動の影響も受け、自由で素朴な作風が特徴となっています。土の温かみが感じられる厚手の焼き物で、独特の釉薬を使った深みのある色が魅力です。現代の食卓にも取り入れやすい、実用性の高い器が多く生産されています。

回答者からは「温かみのある手作り感が日常使いにぴったりだから」(30代女性/東京都)、「温かみのある素朴な風合いが魅力で、日常の食卓にも取り入れやすいと感じたためです」(10代男性/大阪府)、「益子焼は素朴で温かみのある風合いが魅力で、日常使いの器としても人気があります。釉薬の色合いが豊富で、一点一点異なる表情を楽しめる点に惹かれます。料理を盛り付けると食卓が華やかになるので、ぜひ購入してみたいです」(40代男性/北海道)といった声が集まりました。


※回答者からのコメントは原文ママです

次ページ
3位までのランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    なぜ満席続出? 傑作にして怪作映画『WEAPONS/ウェポンズ』ネタバレなしで知りたい3つのこと

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    「まるでペットのようだったのに…」Suicaペンギン卒業で始まるロス。リュック、Tシャツ…愛用者の嘆き

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「空の絶対権威」には逆らえない!? JALの機長飲酒問題に思う、日本はなぜ「酔い」に甘いのか

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も