All About ニュース編集部では、2025年11月26〜27日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、伝統工芸品に関するアンケートを実施しました。
その中から、好き&買ってみたい「埼玉県の伝統工芸品」ランキングの結果をご紹介します。
>6位までの全ランキング結果を見る
調査概要
調査期間:2025年11月26〜27日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国10〜60代の男女250人
※本調査は全国250人を対象に実施したもので、結果は回答者の意見を集計したものであり、全体の意見を断定的に示すものではありません
2位:江戸押絵(埼玉、東京、神奈川)/55票
江戸押絵(えどおしえ)は、厚紙で作った台紙に綿を包んだ布を貼り付け、立体的な絵柄を表現する工芸品です。主に歌舞伎役者の姿や縁起の良い題材などが描かれ、羽子板の飾りとして広く知られています。その起源は江戸時代初期に遡り、埼玉県は、東京都、神奈川県とともに産地の一つです。華やかで繊細な立体感が特徴で、日本の伝統的な美意識が凝縮されています。
回答者からは「綺麗で、日本が象徴されている感じがして良いと感じたから」(20代女性/大阪府)、「祖母に買ってもらったことがあるのでまた欲しい」(20代女性/愛知県)、「江戸の伝統的なイメージで魅力的だと思います」(30代女性/宮城県)といった声が集まりました。
1位:秩父銘仙/60票
秩父銘仙(ちちぶめいせん)は、埼玉県の秩父地方を中心に生産される絹織物です。大胆でモダンな柄と鮮やかな色彩が特徴で、大正から昭和初期にかけて普段着の着物として広く愛されました。「ほぐし織り」と呼ばれる技法を用いることで表裏がなく、染めの深みが魅力です。現在もそのレトロモダンなデザインは、ストールや小物など様々な形で人気を博しています。
回答者からは「着物だけでなく、ストールやスカーフ、小物、インテリアファブリックなどにも使いやすく、『和 × ファッション』『和モダンなインテリア』が好きな人にぴったり」(50代男性/神奈川県)、「秩父銘仙は鮮やかな色合いと独特の模様が魅力的で、伝統的でありながらモダンな印象もあるところに惹かれました」(20代男性/福井県)、「現代的なデザインにアレンジされている商品も多く、伝統とモダンが融合している点に魅力を感じます」(40代男性/北海道)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです



