「あのお金、貯めておけば……」と後悔する前に。先輩ママが痛感した、0歳児育児の「ちりつも」浪費リスト

受験に塾に習い事——。子育てに必要なお金はどんどん増えます。今回は、第2子を出産したライターが、「出産前に買ったけど、もう少し検討すればよかった」と感じた育児グッズをご紹介します。

赤ちゃん
赤ちゃんが産まれると、財布のひもは緩みがちに(画像出典:PIXTA)
子育てには習い事や受験、子どもの推し活、果てはスマホの利用料まで細かな出費が続きます。一説によると、中学校を卒業するまでに必要となるお金は2000万円ほどになるのだとか。

そんな話題がママ友の間で流れるとき、「あ~、赤ちゃん時代に使ったあのお金が、今ここにあれば……!」と口にすることがよくあります。 

今回はそんな話題の中から「これは我慢して、将来の子どものお金に使ってもよかったかも」と感じた赤ちゃんグッズを紹介します。赤ちゃんが産まれる季節や家の広さなどを考えて、ベビーグッズを購入する際の参考にしてください。

オムツの買い過ぎには注意

赤ちゃんが産まれると、哺乳瓶に授乳枕、赤ちゃん用の洋服などさまざまな品物が必要になります。そこで、まず気を付けたいのが、「紙オムツ」です。

産まれたばかりの赤ちゃん(新生児)は、その体重も千差万別。中には4000gを越えるビッグベビーもいます。その場合、「新生児用オムツ」はあまり長く使用しないものです。

新生児オムツは「5kgまで」と表記されていることが多いのですが、実際に使ってみると5kgに達する前にサイズアップを考える場合がほとんど。例えば、わが家に誕生した2700gの赤ちゃんは、約1カ月でサイズアップしました。

産後は5~7日間ほど入院する期間がありますから、出生体重が分かってからパートナーなどに買いに行ってもらうのも一計です。

また、注意したいのがオムツのまとめ買いです。Mサイズの紙オムツを履くころには、赤ちゃんの寝返りが始まり、「テープタイプよりパンツタイプの方が楽かも」と感じるケースもあります。

オムツのサイズやタイプは赤ちゃんの成長に伴い変化するもの。まとめ買いし過ぎないように注意しましょう。

便利グッズは誕生月によって購入を検討して

評判のよい便利グッズでも、季節によっては意外と出番がないことがあります。

おしりふきウォーマー

赤ちゃん用のおしりふきを温める「おしりふきウォーマー」は、寒い冬の赤ちゃんのお尻を守る優れものです。わが家では、冬に子どもを産んだ先輩ママから「絶対必要!!」と太鼓判を押されて購入しました。

しかし、春産まれのわが子にはおしりふきウォーマーはそこまで必要なく、ただのおしりふき入れとして活用されました。おしりふきを温めなくても大丈夫な季節だったんですね。

産まれてくる赤ちゃんの誕生月を考慮しつつ、再検討してもよかったなと感じました。まずは普通のおしりふきで様子を見て、必要になってから購入してもいいかもしれません。

A型ベビーカー

ベビーカーには、生後1カ月から使用できる「A型ベビーカー」と、お座りが安定する生後7カ月頃から使える「B型ベビーカー」があります。
 
わが家は出産前にA型ベビーカーを購入しました。しかしベビーカーに乗せた赤ちゃんの様子を見つつ、車や人の往来にまで気を配るのが難しく、生後6カ月までは抱っこひもを使用することが多かったです。

また、都内在住で車を所有していないと、おでかけは電車移動がほとんど。ベビーカーが本当に必要になったのは、生後7カ月を過ぎてからだったため、結局はB型ベビーカーを追加購入しました。

後から、「A型ベビーカーは購入しないで抱っこひもで乗り切り、B型ベビーカーから買った」とママ友から聞いて、「そんな方法があったのか」と衝撃を受けたものです。

最初からA型ベビーカーが必要かどうかは、住んでいる環境に合わせて検討してみてもいいかもしれません。
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狭い家で買ってはいけない!? 先輩ママが後悔したベビー用品
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