そんな話題がママ友の間で流れるとき、「あ~、赤ちゃん時代に使ったあのお金が、今ここにあれば……!」と口にすることがよくあります。
今回はそんな話題の中から「これは我慢して、将来の子どものお金に使ってもよかったかも」と感じた赤ちゃんグッズを紹介します。赤ちゃんが産まれる季節や家の広さなどを考えて、ベビーグッズを購入する際の参考にしてください。
オムツの買い過ぎには注意
赤ちゃんが産まれると、哺乳瓶に授乳枕、赤ちゃん用の洋服などさまざまな品物が必要になります。そこで、まず気を付けたいのが、「紙オムツ」です。
産まれたばかりの赤ちゃん(新生児)は、その体重も千差万別。中には4000gを越えるビッグベビーもいます。その場合、「新生児用オムツ」はあまり長く使用しないものです。
新生児オムツは「5kgまで」と表記されていることが多いのですが、実際に使ってみると5kgに達する前にサイズアップを考える場合がほとんど。例えば、わが家に誕生した2700gの赤ちゃんは、約1カ月でサイズアップしました。
産後は5~7日間ほど入院する期間がありますから、出生体重が分かってからパートナーなどに買いに行ってもらうのも一計です。
また、注意したいのがオムツのまとめ買いです。Mサイズの紙オムツを履くころには、赤ちゃんの寝返りが始まり、「テープタイプよりパンツタイプの方が楽かも」と感じるケースもあります。
オムツのサイズやタイプは赤ちゃんの成長に伴い変化するもの。まとめ買いし過ぎないように注意しましょう。
便利グッズは誕生月によって購入を検討して
評判のよい便利グッズでも、季節によっては意外と出番がないことがあります。おしりふきウォーマー
赤ちゃん用のおしりふきを温める「おしりふきウォーマー」は、寒い冬の赤ちゃんのお尻を守る優れものです。わが家では、冬に子どもを産んだ先輩ママから「絶対必要!!」と太鼓判を押されて購入しました。しかし、春産まれのわが子にはおしりふきウォーマーはそこまで必要なく、ただのおしりふき入れとして活用されました。おしりふきを温めなくても大丈夫な季節だったんですね。
産まれてくる赤ちゃんの誕生月を考慮しつつ、再検討してもよかったなと感じました。まずは普通のおしりふきで様子を見て、必要になってから購入してもいいかもしれません。
A型ベビーカー
ベビーカーには、生後1カ月から使用できる「A型ベビーカー」と、お座りが安定する生後7カ月頃から使える「B型ベビーカー」があります。わが家は出産前にA型ベビーカーを購入しました。しかしベビーカーに乗せた赤ちゃんの様子を見つつ、車や人の往来にまで気を配るのが難しく、生後6カ月までは抱っこひもを使用することが多かったです。
また、都内在住で車を所有していないと、おでかけは電車移動がほとんど。ベビーカーが本当に必要になったのは、生後7カ月を過ぎてからだったため、結局はB型ベビーカーを追加購入しました。
後から、「A型ベビーカーは購入しないで抱っこひもで乗り切り、B型ベビーカーから買った」とママ友から聞いて、「そんな方法があったのか」と衝撃を受けたものです。
最初からA型ベビーカーが必要かどうかは、住んでいる環境に合わせて検討してみてもいいかもしれません。



