All About ニュース編集部は、2025年11月20日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。
今回は、徳島県在住・57歳男性のエピソードを紹介します。
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All About ニュース編集部
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回答者のプロフィール&実家の状況
回答者本人:57歳男性職業:会社員
在住:徳島県鳴門市
家族構成:母親、自分、子ども2人
世帯年収:自分450万円
実家の間取り:一軒家6LDK
毎月の生活費や貯金額は?
実家に入れている生活費:15万円交際費:1万円
毎月のお小遣い:5000円
毎月の貯金額:2万円
貯金総額:150万円
総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳男性の1カ月の平均消費支出は18万7902円です。そのうち、住居費の平均は2万6605円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。
実家を出るかどうかについては「現在のところ予定なし」と話しました。
「子供がある程度大きくなるまではここに住むつもり」
実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「生まれてからずっと住んでいて慣れている土地なのであまり離れたいとは思っていないです。仕事も車で30分以内で通勤できるので、特に不便は感じていないです」と回答。さらに「子供がある程度大きくなるまではここに住むつもりです」と話してくれました。
「母親が80代」高齢の親と同居する不安
自身の母親、子ども2人と同居している回答者。実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「母親が80代でかなり歳をとっているので、母親一人になるときは少し心配です。子供が高校生でいろいろと忙しい時期でもあるので、塾や部活などのサポートや自分自身の仕事との両立が難しいと感じるときがあります」と、話してくれました。
お金に関する悩みでは「母親が年金をもらっているので、その分と自分の給料でなんとかやっている感じです。家賃がいらないのは助かっています」と続け、家計の事情を吐露。
高齢の親との暮らしは決して楽なものではありませんが、親の老いと向き合いながら、子育てや仕事との両立に奮闘する姿に共感する人も多いのではないでしょうか。実家暮らしには、現代ならではの課題とリアルな思いが詰まっているようです。
※回答者のコメントは原文ママです



