「THE SECOND」準優勝コンビ、政治的発信巡り対立。互いに反対を表明「結構末期的状態なのかもしれない 」

お笑いコンビ・マシンガンズの西堀亮さんは11月6日、自身のXを更新。相方の滝沢秀一さんによる政治的な投稿を引用し、その発信に対して自身の考えを示しました。(サムネイル画像出典:西堀亮さん公式Xより)

2023年に漫才賞レース「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」にて準優勝したお笑いコンビ・マシンガンズの西堀亮さんは11月6日、自身のX(旧Twitter)を更新。相方の滝沢秀一さんによる政治的な投稿を引用し、その発信に対して見解を示しています。ファンからはさまざまな意見が寄せられました。

【投稿】マシンガンズ、互いの意見に苦言

「俺は滝沢がこれ系の発言する事に反対します」

同日、産経新聞の「憲法改正の国民投票『少しでも早く』高市首相『環境作りに全力で取り組む』衆院代表質問」という報道を取り上げ、「マシンガンズ滝沢は憲法改正に反対の立場を取ります」と表明した滝沢さん。しかし西堀さんは「俺は滝沢がこれ系の発言する事に反対します」と滝沢さんの投稿を引用し、自身の立場を示しました。

この投稿にファンからは、「政治的なことってレフトもライトもどちらからもすごく批判されてしまうので思っても言わないほうが無難ではありますよね」と西堀さんの意見に共感する声が寄せられた一方で、「私は著名人がこれ系の発言する事に賛成します」と西堀さんの言葉をもじりながら異を唱えるコメントも見られました。

さらに「政治的発言させろ!!するな!!の言い合い自体が漫才っぽくてワクワクする」「ちょっと笑っちゃった 漫才のネタとして見たいな」と芸人としての発信に期待する声や、「直接なんぼでも会う機会のある相方に対して、人目に触れるネット経由で言うって面白いけど結構末期的状態なのかもしれない 」とコンビの関係性を気にかける意見も上がっています。

10月にも議論の的に

注目を集める2人ですが、10月3日にも滝沢さんが自身のnoteで公開した『大阪のデモをリポストした理由』(記事執筆時点ではすでに削除済み)が話題に。記事では外国人問題への考えを述べており、1部では排外的な印象を受けるとして議論を呼びました。

芸能人による政治的意見の発信は、日本ではいまだ慎重に扱われるテーマです。その中で2人がどのように向き合い、自身の考えを表現していくのか、今後の動向にも注目が集まります。
もう諦めた でも辞めない
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