冠番組『タイムレスマン』『timeleszファミリア』で国民的アイドルに?【timelesz】の快進撃は続くのか

冠番組『timeleszファミリア』をスタートさせるなど、timeleszが多くのバラエティー番組に出演しています。そこで、今回は冠番組の見どころを紹介。なぜバラエティー番組で人気なのか分析します。(サムネイル画像:『timeleszファミリア』公式Instagram)

王道アイドル番組として注目される『timeleszファミリア』

そして、もう1つのレギュラー番組が、日本テレビ系でのtimelesz初レギュラー冠番組となる『timeleszファミリア』(日本テレビ系)です。10月6日から放送がスタートした番組で、コンセプトの異なる3つの企画に月替わりで挑戦するバラエティーとなります。 3つの企画とは、8人が難題に“イチカバチカ”でチャレンジする「timeleszのイチカバチカ」、秘密基地的な部屋を舞台に“ロマンあふれる”ちょっぴりおバカな挑戦をする「タイムレスハウス」、8人が集まるスナックで客として居合わせたゲストを囲んでトークする「タイムレスナック」。現在は「timeleszのイチカバチカ」を放送中で、これまでは高所に仕掛けられた「パン食いジャンプ」や学校に出向いた「クラス全員のニックネームを覚えろ!」などに挑戦しています。 同番組は『タイムレスマン』とは違い、メンバーが力を合わせて難題を達成する企画ばかり。王道なアイドル番組の構成となり、どの世代でも見やすい作りとなっています。まだ放送回数は少ないですが、現時点でさまざまなチャレンジに挑戦中。メンバーが体を張った企画を多く用意し、レスリング・パリ五輪金メダリストの鏡優翔選手との対決も放送されました。

日本テレビらしく丁寧に作られたバラエティー番組で、今後はゴールデン帯への昇格も期待できる面白さを誇ります。

『タイムレスマン』『timeleszファミリア』で国民的人気を得る?

ここまで紹介した『タイムレスマン』と『timeleszファミリア』ですが、timeleszの今後を左右する大事な番組になると考えます。まず、新メンバーが加入してすぐに、タイプの違う冠番組を持てたことは幸運だといえるでしょう。番組を通じて、メンバーの特性が『タイプロ』を見ていない視聴者にも浸透し、どういった魅力があるのか紹介してくれるからです。 結果として、新メンバーの猪俣周杜さんは天然キャラで『ニカゲーム』(テレビ朝日系)などに出演し、篠塚大輝さんはクイズ番組に数多く出演。ほかのメンバーもバラエティー番組に呼ばれることが多くなり、timeleszの名前を拡散し続けています。

この『タイムレスマン』と『timeleszファミリア』をきっかけに、グループは国民的人気を獲得するのではないかと推測します。かつて、SMAPや嵐は冠バラエティー番組を持って知名度を上げることで、国民的な人気を獲得しました。その頃よりテレビの影響力は小さくなっていますが、それでも多くの視聴者が見ているメディアであることは変わりありません。timeleszも『タイムレスマン』と『timeleszファミリア』を成功させれば、SMAPや嵐のように大ブレークして国民的アイドルグループになる可能性を秘めているといえます。

新メンバーの加入から一気にブレークして、2つも冠バラエティー番組を持つことになったtimelesz。面白い企画を放送し続けて、視聴者をさらに増やすことが期待されます。
レシピ / Steal The Show (初回限定盤B)(Blu-ray付)
レシピ / Steal The Show (初回限定盤B)(Blu-ray付)
記事に戻る
ゆるま 小林
この記事の執筆者: ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。 ...続きを読む
>プロフィール詳細
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』が戦争アニメ映画の金字塔となった3つの理由。なぜ「PG12指定」なのか

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    「まるでペットのようだったのに…」Suicaペンギン卒業で始まるロス。リュック、Tシャツ…愛用者の嘆き

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「空の絶対権威」には逆らえない!? JALの機長飲酒問題に思う、日本はなぜ「酔い」に甘いのか

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も