デカキン、切り抜き動画の方針を改めて報告「悪質な切り抜きをされて辛いおもいをして悲しんでる仲間を…」

YouTuberのデカキンさんは10月1日、自身のXを更新。自身の動画での切り抜きの作成について、改めて方針を示しました。(サムネイル画像出典:デカキンさん公式Xより)

YouTuberのデカキンさんは10月1日、自身のX(旧Twitter)を更新。自身の動画での切り抜きの作成について、改めて方針を示し、ファンに理解を呼び掛けました。

【投稿】デカキンの切り抜き動画についての方針

切り抜き動画は許可しない方針に

デカキンさんは今回、「切り抜き動画を許可していません」と明言し、基本的に削除申請を行う方針を示しました。その理由について「デカキンの動画の悪質な切り抜きがあったり、悪質な切り抜きをされて辛いおもいをして悲しんでる仲間をみたからです」と説明。こうした経緯から、方針を知らずに作成している人がいるかもしれないと考え、改めて報告したとしています。

一方で「切り抜き動画で笑顔になっている方がいるのも知っています」と理解を示しながらも、「だからこそ、なるべくトラブルにならないよう、デカキンの無断転載はご遠慮いただけると嬉しいです」と呼び掛けました。

コメント欄には、「確かに切り抜き方によっては誰かを傷つけてしまうしデカさんの伝えたかった事とは乖離していく事もありますよね。手軽に手にする快楽に惑わされないように頑張るよ!」と方針を支持する声もありつつ、「そうだったんですね…これからはデカキンさんの切り落としで我慢します…」などファンによる大喜利も行われており、デカキンさんが「豚じゃねぇわ!!!」と返すコミカルなやりとりも見られました。

法的な観点から

YouTubeなどの動画には必ず権利者が存在し、たとえ無料で視聴できるものであっても勝手に編集・公開すれば違法行為となります。特に無許可の「切り抜き動画」は、著作権を侵害する行為にあたります。動画は著作物として保護されており、無断で編集することは「翻案権」の侵害、さらにネット上に公開すれば「公衆送信権」の侵害にもつながります。たとえオリジナルとは異なる内容に編集したとしても違法性は免れません。知らずに投稿してしまうと法的措置を受ける危険もあるため、権利者の許可がない切り抜き動画は決して公開しないよう注意が必要です。
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