※以降はアニメ本編のネタバレがあります。未見の方はご注意ください。
第1話「残酷」……「生殺与奪の権を他人に握らせるな」
当然、鬼狩りである冨岡義勇は、鬼である禰豆子を斬ろうとします。禰豆子をかばい「妹を殺さないでください」と嘆願する炭治郎に向けて富岡が放つ言葉。「生殺与奪の権を他人に握らせるな。惨めったらしくうずくまるのはやめろ。そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない」そして、心の内。「泣くな、絶望するな、そんなのは今することじゃない、お前が打ちのめされているのはわかってる」……富岡義勇の過去には何があったのでしょう。言いようのない強い怒りや悲しみを感じます。
後々実感することですが、もし、ここで現れたのが冨岡義勇でなく、他の柱だったら、禰豆子は容赦なく斬られていたことでしょう。禰豆子のトレードマーク、口にくわえた竹も、冨岡義勇が用意したものでした。
第2話「育手・鱗滝左近次」……バカみたいに強い元水柱・鱗滝の訓練
炭治郎は鱗滝から鬼殺隊、鬼について説明を受けます。鬼殺隊とは、いにしえより存在し今日も鬼を狩る、政府から正式に認められていない数百名からなる組織。対する鬼の主食は、人間。身体能力が高く、傷などもたちどころに治癒。斬り落とされた肉も繋がり、手足を新たに生やすことも可能。体の形を変えたりするなどの異能を持つ鬼も存在し、太陽の光か特別な刀で首を斬り落とされない限り殺せません。鬼殺隊はそんな鬼に生身の身体で立ち向かいます。人であるから傷の治りも遅く、失った手足が元に戻ることもない。それでも、人を守るために鬼に立ち向かうのです。
天狗の面をかぶった鱗滝は、かつての水柱で、炭治郎曰く「バカみたいに強い」。炭治郎は、持ち合わせた精神力や並外れた嗅覚をさらに強化しながら日々の訓練を乗り越え、ついに鱗滝に認められます。
第3話「錆兎と真菰」……最後に見せた錆兎の笑顔、キャラランキングでも常に上位
半年の訓練を経て、錆兎との組み合いで、ついに錆兎の面を斬ったと思ったら、大岩を斬っていた……。錆兎は炭治郎に微笑み、姿を消します。大岩を斬るなんて現実離れしたシーンですが、炭治郎が斬ったような岩が実際に存在し、聖地としても人気です。キャラランキングでも常に人気の錆兎は、ある柱との過去も今後の展開で明らかになっていきます。
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第4話「最終選別」……幻想的な藤襲山での7日間! 「手鬼」との闘い
そこへ現れたのが巨大な「手鬼」。40年以上も前に元水柱だった鱗滝に捕らえられ、以来、恨みから狐の面を付けている鱗滝の弟子を13人も執拗に殺し、喰らっていました。炭治郎の前に現れた錆兎と真菰も、鱗滝の弟子であり、手鬼によって命を落としていたのでした。
第5話「己の鋼」……手鬼の過去「兄ちゃん、手を握ってくれよぅ」
最終選別の7日間の戦いの果て、生き残った剣士は炭治郎、我妻善逸、栗花落カナヲ、不死川玄弥のたったの4人。しかし、合格者は5人とのこと。あと1人は……? ここでの不死川玄弥の印象は超最悪ですが、残念ながら玄弥についてはアニメ第1期では多くを知ることはできません。炭治郎が鱗滝の元へ戻ると、訓練中2年間眠り続けていた禰豆子が起きていて、炭治郎を抱き締めるのでした。
>第6話「鬼を連れた剣士」が現れる。炭治郎を助けたのは……?