
All About ニュース編集部では、2025年7月22〜23日の期間、全国10〜60代の男女250人を対象に、夏に行きたい「近畿地方の穴場秘境」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、夏に行きたい「奈良県の穴場秘境」ランキングをご紹介します。
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2位:笹の滝/51票
2位は、吉野郡十津川村の「笹の滝」。新緑の木々が鬱蒼(うっそう)としている山の奥に進んでいくと、「日本の滝100選」に選ばれている落差約32mの雄大な滝が姿を現します。澄んだ水が岩肌を流れる様は、白糸に例えられる美しさ。水量が多く、自然に囲まれた静寂の中に滝の轟音が鳴り響きます。笹の滝の下流にある滝川渓谷は、川遊びや渓流釣りに訪れる人でにぎわいます。回答者からは、「日本の滝100選の一つ。足場が悪い時もあるので注意は必要ですが、アスレチック感覚で楽しめる」(40代女性/大阪府)、「原始林にかこまれた笹の滝は落差32メートルの滝です。秘境気分を味わい、滝の水しぶきでひんやりした空気を吸って、夏の避暑にもってこいです」(60代男性/新潟県)、「落差があり迫力がありながら、観光客が少なく静かだからです」(20代女性/東京都)、「スケールが大きくてマイナスイオンを大量に浴びることができそうだからです」(40代女性/青森県)などの声がありました。
1位:天河大辨財天社 奥の滝/53票
1位は、吉野郡天川村にある「天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)」奥の滝。弁財天をまつる「天河大辨財天社」は、弘法大師・空海が修行をした歴史が伝えられるほか、音楽や芸能の神様として毎年神前での能の奉納が行われるなど、歴史の深さや立地などの側面から、日本にいくつかある“神様に呼ばれないとたどり着けない神社”の1つとして知られています。そんな天河大辨財天社の奥にひっそりとある名称不明の滝は、神秘的な存在感を放っています。回答者からは、「少し奥に進むとひっそりと流れ続けている滝が、幻想的に感じたから」(20代女性/神奈川県)、「芸能上達のご利益があります。芸能人も訪れるそうです」(60代女性/滋賀県)、「ちょっと遠いんですが、苦労して行く価値はある景色です」(50代男性/大阪府)、「秘境中の秘境のイメージがあるから」(40代女性/大阪府)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。