
鳥取県といえば、日本最大の砂丘「鳥取砂丘」や日本唯一の「砂の美術館」などが有名ですが、暑い夏は涼を感じる避暑観光地も人気を集めています。
All About ニュース編集部では、2025年7月9〜10日の期間、全国10〜70代の男女250人を対象に、夏に行きたい「中国・四国地方の避暑観光地」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、「夏に行きたい鳥取県の避暑観光地」ランキングをご紹介します。
>7位までの全ランキング結果を見る
2位:浦富海岸/43票
2位は、「浦富(うらどめ)海岸」。日本トップクラスの透明度を誇る美しい海と白い砂浜、日本海の荒波が創り出した岩や断崖絶壁などのダイナミックな光景が人気の景勝地です。約15kmに及ぶリアス式海岸には、洞門や洞窟、珍しい形をした岩が点在し、かつて島崎藤村も絶賛したという美しい光景が広がります。船上で日本海の海風を感じながら断崖絶壁の間近まで迫る遊覧船クルージングが人気を集めています。回答者からは、「浦富海岸の遊覧船も潮風を感じながら絶景を楽しむこともできるし、海の透明度も高く遠浅なビーチがあるので夏は海水浴で行きます」(30代女性/鳥取県)、「一度海水浴に行ったことがあり、日本海は少しヒンヤリとして気持ち良かった。美しい砂浜と岬の岩礁も見所」(60代男性/大阪府)、「白砂と透明な海、奇岩が織りなす美しい海岸。遊覧船やシーカヤックなどのアクティビティで、海風と水しぶきの涼しさを満喫できるからです」(40代女性/静岡県)などの声がありました。
1位:水木しげるロード/94票
1位は、『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるさんの出身地で、“妖怪の町”として知られる境港町にある「水木しげるロード」。境港駅から、2024年にリニューアルオープンした「水木しげる記念館」まで約800m続く“妖怪の道”です。道の両側に立ち並ぶ、鬼太郎や目玉のおやじをはじめとする178体の妖怪ブロンズ像が道行く人を見守り、まるで妖怪の世界に迷い込んだかのような背筋がゾクゾクする体験ができるかも。夜にはブロンズ像がライトアップされ、妖怪たちの影絵が映し出されるなど、幻想的で非日常的な光景が広がります。
回答者からは、「涼しくなるには怪談や妖怪はテッパンなので、水木しげる先生の描いた妖怪達が集まるこのスポットは避暑にぴったりだと思います。特に、ライトアップで百鬼夜行のような不思議な世界になる夜の水木しげるロードを見てみたいです」(40代女性/東京都)、「暑いけど、妖怪にヒャっとしたい」(30代女性/愛媛県)、「鬼太郎たちの像の集まりと写真が撮りたい。水木しげる記念館で水木しげる先生のすごい原稿を見たら鳥肌が立ちそう」(40代女性/広島県)、「大人もこどもも楽しめる水木しげるさんの妖怪があちこちにいてとても面白いから」(40代女性/奈良県)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。