
All About ニュース編集部では、2025年7月15〜18日の期間、全国20〜60代の男女250人を対象に、近畿の花火大会に関するアンケートを実施しました。その中から、「花火の芸術性が高いと思う近畿の花火大会」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:吉野川祭り納涼花火大会(奈良県)/14票
2025年は8月15日に開催される「吉野川祭り納涼花火大会」は、奈良の自然豊かな山間を流れる吉野川を舞台にした情緒ある花火大会。打ち上げ場所と周囲の風景との調和が絶妙で、谷間に響く音の残響や、水面に映る花火の陰影までもが計算されたような美しさを感じさせます。色の重なりや打ち上げの間合い、花火の広がり方など、全体にわたって構成の美意識が行き届いており、芸術鑑賞のような満足感を味わえるのも魅力。大規模さよりも表現力にこだわった大会として、多くの人の記憶に残るイベントです。
回答者からは「音楽とシンクロした花火に加えレーザー光線が夜空を彩る演出は芸術的だから」(20代男性/京都府)、「色んなデザインの花火が打ち上げられて、上品さと表現力がある」(40代女性/大阪府)、「ナイアガラの滝が川面に映ると幻想的できれいだから」(50代女性/奈良県)といった声が集まりました。
1位:びわ湖大花火大会(滋賀県)/139票
2025年は8月8日開催の「びわ湖大花火大会」は、芸術性の高さで圧倒的な支持を集める花火大会。音楽とシンクロするプログラム構成は一貫したテーマ性を持ち、色彩や打ち上げのリズムが視覚と聴覚に調和する演出となっています。水と火と音が一体となった美しさに思わず息をのむでしょう。単なる花火の連続ではなく、まるで1つの舞台作品を鑑賞しているかのような時間が流れるイベントです。
回答者からは「毎年異なるテーマに沿って、花火師の趣向を凝らした技術を目にすることができます」(30代女性/滋賀県)、「湖面に半円の花を咲かせる水中スターマインや、斜めに打ち上げられる花火などは必見で、水面に映り込む花火の美しさも格別で、幻想的な雰囲気に包まれるので、花火の芸術性が高いと思うからです」(60代男性/愛知県)、「一気に沢山の花火が並ぶように打ち上げられており、びわ湖をキャンバスにしたその姿があまりにも美しすぎるからです」(30代女性/兵庫県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。