
All About ニュース編集部では、2025年7月15〜18日の期間、全国20〜60代の男女250人を対象に、近畿の花火大会に関するアンケートを実施しました。その中から、「スケールが桁違いだと思う近畿の花火大会」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:熊野大花火大会(三重県)/18票
2025年8月17日開催の「熊野大花火大会」は、世界遺産・鬼ヶ城を舞台に、七里御浜海岸から1万発以上の花火が打ち上がる圧倒的スケールの大会です。名物「三尺玉海上自爆」では、直径約600mに広がる巨大な火花が海上で炸裂し、視界全体が閃光に包まれる壮観さに息をのむほど。さらに、鬼ヶ城の岩場や洞窟から繰り出される「鬼ヶ城大仕掛け」は、自然の造形と花火が一体となり、他では味わえない音と光の立体演出が魅力です。海岸線に響き渡る轟音と反響、そして波打ち際にきらめく火花が、まさに桁違いのスケールを体感させてくれます。
回答者からは「打ち上げ数が非常に多く、海に向かって打ち上がる大迫力の花火が圧巻だから」(30代男性/富山県)、「海上の三尺玉&鬼ヶ城大仕掛けがとにかくデカい!花火を“見上げる”んじゃなくて“包まれる”感覚。観客数も規模もえげつないレベル」(30代女性/秋田県)、「毎年県外からの人も凄く、大渋滞どころか、花火がはじまると1センチも進まない。皆花火に夢中になる。規模も大きいし、有名どころ」(30代女性/三重県)といった声が集まりました。
1位:びわ湖大花火大会(滋賀県)/165票
2025年は8月8日に開催される「びわ湖大花火大会」は、関西屈指の動員数を誇る一大イベント。毎年約30万人が訪れるその理由は、琵琶湖という圧倒的スケールのロケーションを生かした演出にあります。広大な湖面をキャンバスに、多方向から打ち上がる花火が空と水を同時に彩り、観客を包み込むような没入感を生み出す構成が特徴。水中スターマイン、2尺玉、そして音楽と連動する打ち上げなど、技巧と迫力を兼ね備えた展開が続き、ただ見るだけでなく“体感する”花火大会として圧倒的な存在感を放ちます。その壮大さは、他と一線を画す“桁違い”の名にふさわしいと言えるでしょう。
回答者からは「1万発以上の花火が湖上から一斉に打ち上がる光景は圧巻。観客数も桁違いで、県外・海外からも来るほど人気。何もかもが『大規模』で、近畿というより全国レベルのスケール感だと思う」(50代男性/大阪府)、「びわ湖大花火大会は尺玉やスターマインの数が多く、大量の花火が一度に上がる迫力が圧倒的」(20代女性/東京都)、「琵琶湖の水上ワイド演出(1キロ以上)と水中花火の多用 。座席エリアの広さも含めて舞台装置としてのスケールが凄い」(60代男性/大阪府)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。