「異常じゃない?」八代亜紀さんヌード写真特典で抗議殺到。レコード会社は対決姿勢「受けて立つ所存」

ニューセンチュリーレコードは4月10日、公式Instagramで投稿を更新。その内容に批判の声が殺到しています。(サムネイル画像出典:ニューセンチュリーレコード公式Instagramより)

2023年12月に73歳で死去した、演歌歌手の八代亜紀さんの新アルバムを2025年4月21日に発売予定のニューセンチュリーレコードは、公式Instagramで投稿を更新。同アルバムに八代さんのヌード写真を封入すると発表し抗議が殺到している件について、声明を発表しました。

【レコード会社が声明発表「発売中止などは行いません」】

「司法当局に相談している最中です」

同社のホームページでは、21日に発売予定のアルバム『八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね』の特典として、八代さんが「24~25歳の時に同棲していたT社のNディレクターによってポラロイドカメラで撮影されたフルヌード写真2枚が掲載されています」などと発表しました。これに対し、ネット上では抗議の声が殺到。主にX(旧Twitter)では「#八代亜紀さんの尊厳を守れ」というハッシュタグが作られ、発売中止を求める声が相次いでいます。

そんな中、同社は10日にInstagramを更新。同アルバムの発売を改めて告知した上で、「最近 八代亜紀に関する者達によって 同一人物と思われる悪質な内容記事が多く見受けられます」「当方としては業務妨害・その他において司法当局に相談している最中です」「こんな悪質な者達によって商品の発売中止などは行いません。告知通りに商品を発売して行きます」と声明を発表しました。特典の写真についても「当社は問題と成っている写真など すべての所有権を有しており売買契約書もございますので 悪質な投稿者も同時に司法の手に委ねているのが現状です」と所有権を主張しています。

「故人のプライバシー損害でしかありません」

最後には「全ての権利が当社にある以上 どこのどなたのイヤガラセを受けようとも受けて立つ所存ですし 問題の写真類一式を買い取って頂ければお譲りする方針です。ここに通知します。こそこそしないで堂々と交渉されればと存じます」と抗議の声には全面的に対決する姿勢を示し、投稿を締めくくりました。

このコメント欄やXには「仮に法律に反していないとしても、明らかに人道に反しているんですよ」「故人のプライバシー損害でしかありません」「リベンジポルノへの加担がなぜ許されるのか理解できません」「所有権を持ってるって、それ撮った男から買っただけで八代亜紀さんの許可とってないんでしょ…?」「企画〜販売に携わった人、購入希望者、写真を提供した元恋人、全員逮捕だろ」「男たちの揉め事で八代亜紀さんの名誉を傷つけるのか。恥を知らないの??」「企画が通ったのが異常じゃない?本人は亡くなってて意思確認もできないのに?」など、批判の声があふれています。
   
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