ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は13日、家庭で仮想現実(バーチャルリアリティ、VR)を体験できるゴーグル型の端末「PlayStation VR(PS VR)」を発売した。

 

PS VR
ソニーは9月13日、都内でイベントでプレステの販売戦略発表し、PS VRについても紹介した(写真:AP/アフロ)

 

PS VRは、6月18日に第1回予約受け付けを開始し、即日完売。7月23日にも受け付けたが完売が続いたとされている。発売前から注目が集まっていたPS VRとはどのようなものなのか、ゲームライターの田下広夢氏がAll Aboutで以下のように解説している。

 

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PS VRとは

田下氏によると、PS VRは、PS4用周辺機器。元々は「プロジェクト モーフィアス」と呼ばれていたヘッドセットをもちいて、PS4でバーチャルリアリティを体験する為のシステムとして開発されたという。

 

海で泳ぐときに使うゴーグルのような形で目をすっぽり覆うモニターを頭から被って、360度の視界を完全にゲーム画面で埋めてしまう仕組みだと、田下氏は説明する。

 

PS VRではどのような体験ができるか

映像は立体視で表現され、音も3Dサラウンド。これを使うことで「あたかも自分自身がゲームの世界に降り立ったかのような体験を味わうことができる」といい、「視界を完全に覆うことによって、ゲームの世界は劇的に変化します。この変化は、視覚的な変化でありながら、全身の感覚に訴えかけるような変化です」と田下氏は述べている。

 

田下氏がPS VRで実際に遊んだ体験・感覚は、「止まっているエスカレーター」に最も近いという。止まっているエスカレーターに乗ると、頭では止まっていると分かっていても、体の方が反応して動いていることを前提にバランスを取ろうとする感覚があるが、これに近いという。

 

つまり、頭ではもちろんゲームと分かっていても、視界を完全に奪われてゲームの世界に放り込まれると、体の方が反応してしまう。PSVRで受けるゲーム体験というのは、視覚によってもたらされるものではあるが、より身体的な感覚に訴えかけるもので、「まさしく、Virtual Reality、仮想現実というにふさわしい体験」と田下氏は述べている。

 

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