RIZINはYouTubeチャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」で3月3日、緊急記者会見を実施。5月4日開催予定の「THE MATCH 2」(東京ドーム)において、朝倉未来選手と平本蓮選手の再戦が中止になったと発表しました。
「外傷性肩関節不安定症」で全治6カ月の診断
榊原信行CEOは、平本選手のけがについてRIZINのオフィシャルドクターが「外傷性肩関節不安定症」で手術を行い、全治6カ月という診断が下ったと報告。5月の試合までに平本選手が試合に復帰することはかなわないこと、平本選手は既に手術を終えたことを明かしました。
また、榊原CEOは5月4日の東京ドームでのイベントは中止にせず、開催したい意向を示し、「朝倉未来が相手が変わってこの日を復活の日として、気持ちを作ってRIZINのリングに戻ってくるかどうか」「数日の中で未来としっかり向き合って相談」すると、言及しています。
「格闘家として才能あるんだから頑張れよ」
会見後半では手術を終えて、右肩を固定した平本選手が登場。「欠場になってしまってファンの人たちにすみませんっていう感じの気持ちがあります」と謝罪し、「手術自体は大成功したみたいなんで」「年内大みそかには試合に間に合えたら」とコメント。朝倉選手には、「東京ド―ムに客を呼べて興行自体を救える人間っていうのは、朝倉しかいない」「Breaking Downとかみたいにバカとバカでつるんでなんか変なことやってないで、お前もしっかり格闘家として才能あるんだから頑張れよ」とメッセージも。続けて、ドーピング問題についても言及し、「どっかのタイミングで抜き打ちで僕に検査来るみたいなんで」「その辺の対応もしっかりしていきたい」と話しています。
会見のアーカイブ動画のコメントには、「まじでしらけた」「未来に責任を負わすのお門違い」「会見後に朝倉選手の説得にあたるとか、朝倉選手の負担すごい」「みくるたのむ。無理に出ないでくれ」「平本、謝る格好と態度じゃない」「榊原は平本に甘すぎ」などの厳しい声が上がり、5月4日のイベントは「中止でいい」「東京ドームを解約するというのが一番勇気のいることだけど、結果的に一番良い」という意見も寄せられました。
朝倉選手、「僕出なくて東京ドームは埋まるのか」
会見後、朝倉選手と平本選手はそれぞれ自身のX(旧Twitter)で投稿を更新。平本選手は、「選手生命に関わる怪我なのでしっかりと治療をして年内に復帰を目指して行きたい」「必ず復活します。待っていてください!」などとつづり、朝倉選手は「5/4 対戦相手が怪我で欠場とのことです まあ、怪我は仕方ない 俺出なくて東京ドームは埋まるのか」と、つづっています。