>10位までのランキング結果
2位:唐沢寿明『プライベートバンカー』/42票
2位には唐沢寿明さんが輝きました。唐沢さんは、1987年に舞台で俳優として本格デビューを果たし、これまで数多くの作品で主演を務めました。日本を代表する俳優として長く人気です。今期の冬ドラマでは、『プライベートバンカー』(テレビ朝日系)で主演を担当。唐沢さんが演じる主人公・庵野甲一は、富裕層相手に資産管理や資産形成の助言を行うプライベートバンカーで、圧倒的な金融の知識でさまざまな騒動を解決します。ひょうひょうとした庵野が唐沢さんのキャラクターにぴったりで、ドラマでは華麗なアクションシーンも披露。出演する鈴木保奈美さんとは地上波ドラマで33年ぶりの共演となります。
回答者からは、「シリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなすことができ、どの作品でもドラマ全体を引き締める存在感を放っています」(20代男性/埼玉県)、「少年っぽさと大人っぽさを持ち合わせているから」(30代男性/福岡県)、「若手に負けず年相応な役柄で、時代に順応したお芝居をされているイメージ」(40代女性/東京都)などの意見が寄せられました。
1位:松坂桃李『御上先生』/71票
1位には松坂桃李さんが輝きました。2008年にモデルとしてデビューした松坂さんは、近年では演技派俳優として映画やドラマ、配信作品でも人気です。『御上先生』(TBS系)では初となる日曜劇場の主演を務め、主人公・御上孝を担当。御上は頭脳明晰(めいせき)な東大卒のエリート文科省官僚でありながら、左遷人事にて新設された官僚派遣制度の該当者となり、高校3年生の担任教師を務めることになります。生徒たちに対してあおるように社会の厳しさを教える御上は、これまでの学園ドラマにいなかったキャラクター。常に冷静で理路整然としたクールな性格の御上を、松坂さんは繊細な演技で表現しています。ドラマは高視聴率を記録し、今期の冬ドラマで最も話題を集めている作品の1つです。
回答者からは、「重いテーマの台詞も、松坂さんの落ち着いた語り口によって説得力を増しています」(30代女性/大阪府)、「クールを超えて、冷酷な感じもする雰囲気が出せるのがとにかくすごい」(40代女性/神奈川県)、「影のある役柄であり、悪なのか味方なのか分からないミステリアスさに惹き込まれる」(40代女性/香川県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。