timeleszメンバーが楽曲からプロデュース
5次審査は、まずtimeleszメンバーが楽曲を制作し、振り付けを完成させるところからスタート。それぞれテーマとして、佐藤さんは先輩から受け継ぐ「伝統」、菊池さんはカッコいい振り付けで「強い意志」、松島さんは「王道アイドル」を掲げていることを発表しました。佐藤さんのチームの課題曲『革命のDancin'night』は、ディスコ・ソウル調の作品。菊池さんのチームは『New phase』で、流行りのダンスミュージックの要素も取り組んだ楽曲です。そして、松島さんのチームの課題曲『SWEET』は、華やかでポップなアイドルらしい作品となりました。
そして番組では、それぞれのメンバーが自分たちを育ててくれた先輩たちへ会いに行くことに。佐藤さんは、20th Centuryの3人の元を訪問し、本番で着る衣装を借りられないか相談。他にも、菊池さんは山下智久さん、松島さんはHey! Say! JUMPのメンバーに対して、衣装を使うことの許諾を得ました。
候補生たちは、旧ジャニーズ事務所の歴代ステージ衣装を5次審査の本番で着用することに。今回の取り組みは、先輩たちの衣装を着ることで歴史の重みを感じさせる狙いがあるそうです。
これまで以上にシビアな審査になる予感
さて、今回の5次審査ですが、これまでのオーディションとは大きく展開が変わりました。選ばれている候補生は、基本的にパフォーマンスレベルが高く、振り付けが覚えられないなどの不手際による叱責は見られません。その代わり、全員がプロと同じクオリティーを求められ、よりシビアな審査が行われそうです。また、timeleszメンバーも参加していることでエンタメ化が進化し、『timelesz project -AUDITION-』が番組として格段に面白くなっています。
次回予告を見ると、5次審査は候補生が共同生活をするようで、よりバラエティー要素も多くなっていきそうです。また、候補生のトレーディングカードが発売されるなど、一気にエンタメ路線が強くなってきました。
さらに魅力的になり、目が離せなくなってきた『timelesz project -AUDITION-』。次回の配信では波乱の展開もあるようで、見逃せなくなりそうです。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。