柳楽優弥さん、坂東龍汰さんが共演するドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)が、12月20日放送の第11話で感動の最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。
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最終話のあらすじ
洸人(柳楽優弥)が突然いなくなり、美路人(坂東龍汰)は自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出たのではと心配。ライオン(佐藤大空)と共に探すも見つからず、愛生(尾野真千子)は「1人になりたいこともある」と美路人をなだめます。
一方、洸人はかつて通っていた東京の大学に足を運び、たまたま連絡がきた楓(桜井ユキ)と話し、美路人や家族への思い、自身がどうしたいのかを考えていました。自閉スペクトラム症の弟・美路人を中心に凪のような生活を送っていましたが、愛生、ライオンが来たことで平穏な日常に変化が訪れた洸人。本に関わる仕事がしたいという自分の夢を改めて追いかけることを決意。
洸人は家に戻るも、美路人とのコミュニケーションは微妙な距離感を伴い、互いに素直になれず。そんな中、同僚・貞本(岡崎体育)の結婚10周年パーティーに呼ばれた洸人は美路人と共に参加。そこでスピーチを求められた洸人は、美路人への思いを言葉にします。
美路人の絵の才能に嫉妬し、美路人の世話がなければ自分には何もないと思ったこともあるが、美路人は尊敬する自慢の弟。そんな洸人の言葉を心から受け入れる美路人。大学に通い直し、本に関わる仕事に就いて、いつか美路人の絵を集めた本を作りたい——洸人の夢を聞いた美路人は、自身もグループホームで離れて暮らす挑戦をすると決意。それぞれ新たな道を歩み始めるのでした。
「こんなにも大正解の最終回ある?」
愛生とライオンが祥吾(向井理)のDVから逃げるために起こした偽装死の“母子失踪事件”に巻き込まれ、洸人と美路人とのルーティンに縛られた日常が怒涛(どとう)の変化を起こす中、それぞれの心の成長もあり、兄弟としての絆を強め、新たな道へと歩み出した堂々の最終回。
X(旧Twitter)では感動の声が殺到し、「みんなバラバラの道に進んでるのにこんなにも絆を感じられるドラマがかつてあっただろうか」「堂々たるオリジナル脚本の震えるような傑作ドラマだった」「こんなにも大正解の最終回ある?ってくらい良かった」「あくまで軸は“ライオンと出会ったことで2人に生まれた変化”であって、そこがブレずにこのドラマにおける"小森兄弟のプライド"を守ってくれたのが素敵すぎた」などのコメントが寄せられています。