「All About」冠婚葬祭ガイドの中山みゆきが回答します。
(今回の質問)
年賀状じまいをLINEで伝えたいです。これって失礼でしょうか?
(回答)
SNSなど普段からLINEで連絡を取り合っている友人なら失礼にはなりません。ですが、注意すべきポイントもあります。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
失礼にはなりません。が、注意すべき点も
普段からLINEで連絡を取り合っている友人であれば失礼には当たりません。とはいえ、気心が知れた相手や友人と言えども、軽い気持ちで送らないように。伝え方によっては「自分が切られてしまった」と、悲しい思いをさせてしまう場合もあります。大切なのは、「あなただけが対象ではない」と相手に配慮した言葉やタイミング。以下の3点を意識しましょう。
一斉送信は避ける
文面はコピペでもOKですが、グループに送るのではなく、あくまでも個人に送ることが大切です。12月初旬までに送る
いつもLINEで連絡を取り合っていても受け取る側は年賀状の準備をしているかもしれません。すでに12月初旬を迎えていますので、これ以上遅くなってしまった場合には、今年の年賀状を最後に送る・寒中見舞いで伝えるなど、別の方法をとる方が無難と言えます。今後の連絡の方法なども触れる
もし今後も関係を続けたい人の場合、年賀状じまいをしたあとの連絡の方法について触れてもよいでしょう。LINEでの伝え方、正解は?
LINEで年賀状じまいを伝える際、LINEスタンプを利用しようと考える人もいるかもしれません。ただし、一方的にスタンプだけ送らないように注意。以下のようなメッセージと一緒に送ると好印象です。あけましておめでとうございます
年賀状をいつもありがとうございます
今年からはLINEでの新年のごあいさつをさせていただきます
これからもよろしくお願いします
新年のあいさつを今後はするつもりがなければ、
と添えるとよいでしょう。あけましておめでとうございます
今年でどなたにも年賀状送付を卒業することにしました
今までありがとうございます
今後は新年のごあいさつは年賀状ではなく、SNSやLINEスタンプで送るのが主流になるでしょう。「あけおめ」「ことよろ」など、お正月や年賀状専用のスタンプで新年のあいさつをする……これも時代の流れなのでしょうね。
この記事の筆者:中山 みゆき
All About がオープンした当初から3年半、前ガイドの夫と共に冠婚葬祭についての情報発信に積極的に関わる。現在は、その知識を生かして冠婚葬祭関連のアドバイス活動を重ね、「思いやり」の心を大切にした情報を発信し続けています。
All About がオープンした当初から3年半、前ガイドの夫と共に冠婚葬祭についての情報発信に積極的に関わる。現在は、その知識を生かして冠婚葬祭関連のアドバイス活動を重ね、「思いやり」の心を大切にした情報を発信し続けています。