柳楽優弥さん、坂東龍汰さんが共演するドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)。11月1日に放送された第4話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第4話のあらすじ
山梨県で女性の遺体が発見され、行方不明となっている橘愛生(尾野真千子)の可能性があるというニュースを見たライオン(佐藤大空)は、ショックから高熱を出してしまいます。小児科に連れて行った洸人(柳楽優弥)は、問診票を前にライオンの年齢も何も知らないことを改めて実感。洸人と美路人(坂東龍汰)はふとした会話から、ライオンが最近6歳の誕生日を迎えていたことを知ります。
2人はライオンのために内緒で、洸人の同僚・美央(齋藤飛鳥)や貞本(岡崎体育)親子、“寅じい”こと寅吉(でんでん)を呼び、ライオンの誕生会をすることに。その夜、洸人は昔のアルバムに異母姉・愛生の写真を発見し、ライオンに見せます。写真を握りしめ、「ママ。どうして死んじゃったの」とむせび泣くライオンの肩を、ぎこちないながらも抱いて寄り添う洸人。
一方、山梨の事件を追っていた記者の楓(桜井ユキ)は、刑事の高田(柿澤勇人)から捜査の進捗(しんちょく)を聞き出し、発見された女性遺体が愛生とは別人であることが明らかに。さらに愛生を新宿で見かけたという証言が愛生の知人から寄せられ、それを知った洸人は愛生が生きているかもしれないことをライオンにも伝えます。途端に元気を取り戻すライオン。
ライオンの母、そして自分たちの姉は生きているかもしれない——。緊張の糸が解けたかのようにあおむけに脱力した洸人に、ライオンと美路人は「泣いてる」と寄り添い、慰めるようにおなかをポンポンと優しく叩きます。洸人は「泣いてないよ」と言いつつも一筋の涙をこぼすのでした。
ライオンを気にかけ日常を変えていく“みっくん”の成長に涙
自閉スペクトラム症で変化が苦手な美路人が、気落ちするライオンを励ますために、ルーティンを変え1人で誕生日用の花束を買いに。そんな美路人の帰りを外に出て待っている洸人と寅じいの姿、2人に駆け寄る美路人の姿にはグッとくるものがありました。
X(旧Twitter)では、「みっくん、ライオンくん来てから少しずつ変化してる」「今まではいわば兄を自分のペースで振り回し、ルーティンが少し狂うだけでもパニックになっていたみっくんが、ライオンに合わせて少し日常を変えられる姿が(涙)」「みっくんが無事に花束買って帰ってきた時の洸人のほっとして嬉しそうな笑顔めっちゃよかった」「みんな絆が深くなっていく。日々成長していて感動する」「とらじいの優しさに毎週救われてる」などのコメントが寄せられています。
“おなかポンポン”で涙のラストシーンに「なんちゅう演技」「心揺さぶられる」
また、洸人がライオンと美路人に慰められながら一筋の涙をこぼすラストシーンには、柳楽さん、坂東さんの演技力への称賛と感動の声が殺到。
「最後の3人のトントンしてくすぐり合うシーンに号泣」「優しくトントンされて一筋涙を流すの、あまりにも綺麗だった」「最初はただのあくびで流れた涙だったのに、ライオンとみっくんが来てから流れた涙は本当に泣いて流れた涙だっていうのが見ててわかるからすごい...柳楽優弥の演技力すごい...」「みっくんの足の指先に底知れぬ優しさを感じた。心揺さぶられる」「坂東龍汰くん。表情、仕草、指先まで本当に凄い」「みっくんに今日も泣かされる。なんちゅう演技するんだ」などのコメントが寄せられています。
第5話では、新宿のキャバクラで働く愛生の隠し撮りに成功した楓が、彼女が生きているという独占記事を掲載。山梨県警の高田が記事を頼りに愛生を追う一方、愛生の生存がバレたと知ったX(岡山天音)は、愛生に今いる場所からすぐ逃げるよう指示をします。そんな中、洸人のスマホに愛生から「会いたい」とメッセージが届き——。いよいよ母子行方不明事件とライオンが洸人のもとに預けられた真相に切り込まれるのでしょうか。目が離せません。
『ライオンの隠れ家』あらすじバックナンバー
・第1話
・第2話
・第3話
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。