松本若菜さん、田中圭さんが共演するドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)。10月24日放送の第2話では、松本さん演じる妻・美羽が“托卵”を改めて決意する経緯、そして田中さん演じる宏樹が“モラハラ夫”になってしまったつらい背景が描かれました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられたコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第2話のあらすじ
神崎美羽(松本若菜)は妊娠していることが発覚したが、DNA鑑定の結果、夫の神崎宏樹(田中圭)の子ではなく、冬月稜(深澤辰哉)の子であったと判明。その矢先、冬月がアフリカで自爆テロの犠牲に。ニュースを見て覚悟を決めた美羽は、うそをつき続けることができるのか不安に思いつつも、冬月との子どもが自分のおなかに生きていることを確信。宏樹に「あなたの子よ」と妊娠を告げます。
一方、宏樹はパワハラ上司や部下からの重圧によって心身に支障をきたしており、そのストレスを全て美羽にぶつけてしまう自分に悩んでいました。そんな自分が子どもに対してうまくやれる自信が持てない宏樹は、ひょんなことから訪れた喫茶店のマスター・浅岡忠行(北村一輝)から、「本当に好きなら、離れるか、父親になるかしっかり考えろ」と助言を受けます。
折しも新プロジェクトのリーダーに任命された宏樹は、「金の心配はさせない。でも父親はできない」と美羽に断言。一方、入院中の母の容態が急変し、その高額な治療費を見てとても1人で子どもを育てられないと考えていた美羽は、宏樹からそう告げられ改めて“托卵”を決意。
女の子を出産すると、固い表情の宏樹が分娩室へとやって来ます。「抱っこしてみる?」と美羽から促されてわが子を抱いた宏樹は、顔をくしゃくしゃにして号泣。初めて見るその姿に驚く美羽は、その涙の理由がわからず――。
「ラストの宏樹の号泣ツラすぎ……」
手はあげないものの、美羽に厳しい言葉を投げつけストレスを発散する“モラハラ夫”の宏樹。会社ではパワハラや人間関係に悩み、家では美羽の笑顔にバカにされているような気持ちになってしまい、心を壊してしかめっ面しかできなくなっていたことが明かされました。わが子を抱いた瞬間全ての感情があふれ出し涙を流す姿に、X(旧Twitter)ではコメントが殺到。
「田中圭さんの演技マジ泣けた。本当は妻も子も愛している故なんだよね…」「冒頭からずっと田中圭さんに泣かされてたけど最後にさらにトドメ刺された」「ラストの宏樹の号泣ツラすぎ…美羽母の入院費(月55万超え)もあるし、楽な暮らしさせたいから仕事でメンタル限界だけど辞められず、辛い時は美羽から貰ったハンカチ握りしめて耐え、モラハラ自覚あるから子供に悪影響与えそうで怖い関われない。でも俺の子…可愛いとごめん…が伝わってきた」などのコメントが寄せられています。
実は生きていた冬月、今後の展開にどう絡んでくる?
一方、アフリカでテロの犠牲となった冬月が、実は生きていたことも明らかに。冬月にひそかに思いを寄せていた事業パートナー・水木莉紗(さとうほなみ)が、治療中の冬月の身元をテロの犠牲で死亡した同僚・下原健太 (持田将史)であると言ったことが、今後の展開にどう影響してくるのか気になるところ。
Xでは、「まって冬月のこと渡したくないから冬月が生きてること黙ってんの、えぐいw」「なるほどね。冬月が死んだことにしたら、日本にいる想い人も流石に諦めるだろうと。だから嘘をついたのか…自分が冬月のそばにいて、支えて、パートナーになるために…」「嘘はいけない。自分だけの男にしたい気持ちはわかるけど…冬月はどこにいても美羽しか見てない」などのコメントが続出しています。
第3話では、産まれた赤ちゃんの名前を宏樹につけてほしいと託す美羽。本当の父親が冬月であることを隠し、宏樹の子として育てていく覚悟をします。名前を託され、自分自身とさらに葛藤する宏樹。一方、冬月は無事日本に生きて帰ってきて……。子どもが生まれたことで宏樹が“モラハラ夫”から“父親”へと変わっていくのか、冬月は美羽を迎えに帰って来るのか、美羽は真実を隠し通すのか、今後の展開から目が離せません。
『わたしの宝物』あらすじバックナンバー
・第1話
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。