北関東版の「街の幸福度(自治体)」ランキングは、北関東(茨城県・栃木県・群馬県)居住の20歳以上を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答3万9582人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加、回答者に重複なし)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
>10位までの全ランキング結果を見る
2位:守谷市(茨城県)
2位は、茨城県の守谷(もりや)市。「つくばエクスプレス」で東京・秋葉原駅まで最短32分で行くことができ、東京をはじめとする県外のベッドタウンとして人気を集めています。約7キロ四方のコンパクトな街でありながら、駅周辺には商業施設や図書館、公民館などの施設が集まり、自然豊かな公園も点在。毎月開催される駅前の「もりや朝市」をはじめ、夏の伝統行事「八坂神社祭」、冬の「守谷ハーフマラソン」などの恒例イベントも開催され、にぎわいを見せます。実際の居住者からは、「家族と愛犬と公園で遊んだり、季節の移り変わりを感じながら、散歩したりすることが、本当に楽しく幸せに感じる。限りある人生を大好きな人や家、街に囲まれていることが、自分にとっての幸福であると気がついた」「仕事が充実していて、子供も着実に大きくなっていて、自分の周りではあまり不満なことがない」「3人の子供を欲しいと思い、その通りの子供たちに恵まれ、経済的にも何とか奨学金などを使わずに3人を育てていられること」などの声がありました。
1位:北群馬郡吉岡町(群馬県)
1位は、群馬県の北群馬郡吉岡町(よしおかまち)。前年のランキング5位から順位を上げました。群馬県の県庁所在地である前橋市や県内有数の都市・高崎市に隣接し、バイパスなどの幹線道路網も整備されているため、東京方面や県外にアクセスしやすい交通利便性の高さが支持を得ています。2023年オープンの「ジョイホンパーク吉岡」をはじめ、生活に便利な大型商業施設が充実している一方で、豊かな自然も数多く残る住環境が人気を集めました。実際の居住者からは、「結婚して子供がいて家族仲良く、持ち家もあるし車もある。仕事もあるし友だちもいる」「家族がいる。子供達が元気に育ってくれている。交友関係が良好。ご飯が美味しい。よく眠れている。仕事内容は楽しい」「コロナ禍でも仕事があり不自由なく生活できること」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。