反町隆史さん、杉野遥亮さんがバディを組む刑事ドラマ『オクラ 迷宮入り事件捜査』(フジテレビ系)が、10月8日より放送スタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響とともに今後の見どころを紹介します。
第1話のあらすじ
飛鷹千寿(反町隆史)は洞察力に長け機転が利く敏腕熱血刑事でしたが、ある事件がきっかけで警視庁捜査一課特命捜査情報管理室、通称“オクラ”へ追いやられていました。そこは、“お蔵入り”の未解決事件に関する膨大な資料のデータ入力が主業務で、捜査権はあるものの「刑事の墓場」と呼ばれる部署。
メンバーは、元組織犯罪対策部でヤンキー上がりの結城倫子(白石麻衣)、定年間際の老刑事・鷲沢泰造(宇梶剛士)、ギャンブル狂の室長・幾多学(橋本じゅん)、元公安部の牧原祈里(青木さやか)、サイバー犯罪対策室で活躍していたハッカーの吉岡雷(前田旺志郎)。そこへ、所轄から不破利己(杉野遥亮)が新たに配属されます。
時を同じくして、12年前に起きた女子小学生殺人事件の容疑者として捜査線上に上がりながら、証拠不十分で逮捕できなかった矢継周作(黒田大輔)から「ラストチャンスだ」と供述をほのめかすメールが届き、“オクラ”で捜査することに。
飛鷹は強引な手法で決定的な証拠を入手し、末期がんで闘病中の矢継を追い詰めます。飛鷹に問い詰められるも、不敵な笑みを残して命を終えた矢継。被疑者死亡で書類送検され、飛鷹が12年間悔いてきた未解決事件が解決を見せます。しかし、飛鷹との捜査で違和感をおぼえた不破。矢継を逮捕するため、飛鷹が数々の違法行為を犯し、証拠をねつ造したと糾弾し――。
反町隆史“飛鷹”×杉野遥亮“不破”の凸凹バディ爆誕
ワケありだが仕事はできる刑事が集まる「刑事の墓場」こと“オクラ”にやって来た、優秀な刑事だと評判の不破。初回では個性豊かな“オクラ”のメンバーが紹介されるとともに、反町さん演じる人情深い昭和刑事・飛鷹と、杉野さん演じるクールな令和刑事の凸凹バディの出会いが描かれました。
X(旧Twitter)では、「反町さんと杉野さんのコンビかっこいい!」「2人のバディだけでも惹き付けられるのに、オクラのメンバー強い」「各自の得意分野で活躍するとこ早く見たいな」「どうも一癖も二癖もありそうな感じの飛鷹、かたや冷静沈着な雰囲気の不破。ちゃんと自分の非は謝る素直さもあってイイ感じ。同僚のクセ強メンバーたちがどう絡んでくるのかな~」「一見バラバラの様に見えるけど、いざというときは各々の能力が発揮できるのかも。毎回ストーリーが楽しみ」など期待の声が続出しています。
ラスト5分のどんでん返しに「ゾクゾクする」「見方変わる」の声
事件解決後のラストシーンでは、オクラを見下している捜査一課のエース・加勢英雄(中村俊介)が、反目していると思われた飛鷹と仲良く酒を飲む姿も。証拠ねつ造を不破から問い詰められた飛鷹が見せた表情にも注目が集まりました。
Xでは、「ラスト5分のどんでん返しが気になって2話も見たくなった」「節々に飛鷹さんに対しての周りの発言から怪しいと思うところがあったけど、ラスト一気に話動いてめちゃくちゃ面白かった」「ラストに何かが起こる展開はゾクゾクする」「ラストのどんでん返しで話が随分違ってきたからいろんなところの見方が変わる」などのコメントが寄せられています。
飛鷹はあえて“オクラ”に身を置き、心残りのある未解決事件を強引な手段で解決へ導こうとしているのでしょうか。飛鷹の思惑もさることながら、優秀な刑事と評判の不破が“オクラ”へ来た理由と目的も気になるところ。個性が光る“オクラ”メンバーたちが、今後どんな未解決事件と向き合っていくのか期待です。
この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。