その後の対応について「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。
(今回の質問)
メルカリでキャンセル申請が拒否された後に、再度キャンセル申請をすることは可能ですか?
(回答)
メルカリのガイドを見ると、キャンセル不成立の場合には、再度取引相手を話し合うようにと書かれています。キャンセル申請が何度もできるとは書かれていないので、基本的には1回と捉えることができます。どうしてもキャンセルが成立しない場合には、事務局に問い合わせた方がよいでしょう。
以下で詳しく解説していきます。
キャンセル申請の流れは?
まずはメルカリのキャンセル申請の流れを確認しておきましょう。メルカリのキャンセルは、出品者と購入者両方の合意が必要です。出品者からキャンセル申請をする場合には、取引画面の最下部にあるフォームから申請を行います。
購入者からのキャンセル申請には、少し時間がかかります。商品画面にある「発送までの日数」を経過した翌日の0時に、画面の最下部にキャンセル申請が表示され、そこから申請が可能です。
キャンセル申請は拒否されることもある
キャンセル申請をしても、必ずしも成立するとは限りません。相手が納得しなければ拒否されてしまいます。またキャンセル申請はメルカリ事務局も確認をしているので、取引の状況に応じて事務局が不成立の判断をすることもあります。
もう1回キャンセル申請できる?
キャンセル申請が拒否されたとしても、どうしてもキャンセルしたい。そういう場合は、再度キャンセル申請ができるのでしょうか。メルカリのガイドを見ると、キャンセルが不成立になったら、相手と話し合いをするようにと書かれています。一度拒否されているのですから、再度キャンセル申請をしたとしてもまた拒否される可能性が高いはず。そのため、きちんと話し合って解決した方がスムーズだからだと思います。
もし話し合いをしても解決ができないならば、メルカリ事務局に連絡をして指示を待ちましょう。途中で取引を放棄するようなことをしてはいけません。
この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。