All About ニュース編集部は6月26日~9月16日の期間、全国の10~70代の男女251人を対象に「横浜18区」についてのアンケートを実施。「30代が暮らしやすいと思う区」ランキングの結果を紹介します(画像は筆者撮影)。
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第2位:都筑区
1994年に港北区と緑区の分割により誕生した都筑区。奈良時代から1939年まで、横浜の北西部一帯を「都筑郡」と呼んでいたことが区名の由来です。
横浜市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインの2路線が乗り入れていることから区内には八つの駅があり、特にセンター北駅やセンター南駅の周辺は商業施設が充実。
「2023年(令和5年)度都筑区統計要覧」によると、1世帯当たりの人員(2.44人)、年少人口比率(14.1%、人口に占める15歳未満の割合)がいずれも18区中1位となっており、若いファミリー層が多く暮らしていることがうかがえます。
回答者からは「子育て世帯が多い30代であれば教育施設やファミリー層向けマンションが充実している環境は魅力的だと思うから」(30代男性/神奈川県)、「小さい子供連れで行ける公園や商業施設が多く、過ごしやすいため」(30代女性/神奈川県)、「都内にも出やすくある程度の用事は最寄で済むからです」(30代女性/神奈川県)という声が上がっています。
第1位:青葉区
1994年に行政区再編成を経て、港北区や緑区の一部から誕生しました青葉区。面積は35.06平方キロメートルと、18区の中では戸塚区に次ぐ2番目の広さです。
区の南部には田園都市線と横浜市営地下鉄が乗り入れているので、東京都内や横浜中心部へのアクセスも抜群。たまプラーザ駅には大型商業施設もあり、このエリアは多くの人でにぎわっています。
幼稚園・認定こども園23園(横浜市ホームページ)、小学校30校(令和5年度市立学校現況)と多く、子どもの受け入れ態勢が整っています。
回答者からは「たまプラーザをはじめ、都心への通勤利便性と居住環境の良さを兼ね備えているから」(30代男性/神奈川県)、「公園や学校や塾や児童館などがあり子育てにも最適」(40代女性/福島県)、「田園都市線で、平日は都内への通勤もしやすい。お休みの日は、都内に出なくても、田園都市線の駅(二子玉川、たまプラーザなど)でショッピングや外食など、楽しむこともできる」(50代女性/神奈川県)という声が上がっています。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。