歌い手で音楽バンド「Mr.FanTastiC(ミスターファンタスティック)」のボーカルを務めるメガテラ・ゼロさんが8月23日、自身のYouTubeチャンネルで『ドナーソング 歌ってみたのはメガテラ・ゼロ』を公開。絶賛の声が寄せられています。
「おじかんちょっといいですか」
メガテラさんが今回カバーしたのは、ボカロPのれるりりさんと音楽家の大柴広己(もじゃ)さんのコラボ曲『ドナーソング』です。「おじかんちょっといいですか ちょっとしつもんいいですか 時間はとらせないので」と優しい歌い出しから、臓器提供意思表示カードの裏面に書かれている「1.2.3」の「どれかに丸を付けてください」と始まります。
そして、サビでは「どっちでもいい どっちでもいい 君がいなくなった世界に どっちでもいい どっちでもいい なにも価値などない」と力強い歌声を響かせるメガテラさん。心の奥が震えるような感覚と、涙が湧き上がる人も少なくないのでは。
動画のコメント欄には、「鳥肌ものでハンパない」「大好きなドナーソングを…メガテラさんが…ありがたすぎる…」「涙出た」「天才」「泣いちゃう」「メガテラさんの歌で聴けるのが嬉しすぎる」「世界1綺麗な曲」など、動画公開から約3週間が経過した記事執筆時点でも、高評価のコメントが多く投稿されています。また、「昔、ニコニコでこの曲の歌ってみたを聴いて学校で臓器提供カードを貰って◯をした」「この曲に出会ってから絶対ドナーになるって決めてる」と、この曲がきっかけで臓器提供について考える人もいるようです。
「色褪せない名曲」と称する
動画の概要欄には、「ドナーソング とっても大好きです! 今でもいろんな人が歌って色褪せない名曲です! ちょっとスピードアップしてますがよろしくお願いします!」と、メガテラさんのメッセージがつづられています。コメント欄でも、「0.75にすると本家っぽくなるの意図的に2パターンの聞き方できるようにしたのかな」という声も上がるほど。臓器提供だけでなく、「君がいなくなった世界」を経験した側やその逆など、さまざまな立場から考えさせられる名曲です。ぜひ、チェックしてみてください。