メルカリでiPhoneを売りたい……なるべく高値で売るにはどうすればいい?

メルカリではスマホの取引も盛んです。特に新しいモデルが発売になるタイミングでは話題性もあって、スマホは注目度の高い商品になってくるでしょう。スマホをできるだけ高く売るたりたいと思った時にできることを解説していきます。

メルカリでiPhoneを売りたい。できるだけ高値で売るコツは?
メルカリでiPhoneを売りたい。できるだけ高値で売るコツは?
メルカリではスマホの取引も盛ん。特に新しいモデルが発売されるタイミングは話題性もあり、スマホは注目度の高い商品になってくるでしょう。

スマホをできるだけ高く売るためにはどうすればいいのか。「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説します。
 

(今回の質問)
メルカリでiPhoneを売ろうと思います。なるべく高値で売るコツはありますか?

(回答)
iPhoneを出品する前に、まずは確認したり作業をしたりすることがあります。その後出品するとなれば、付属品を探しておきましょう。そして傷や汚れなどを明記して、商品説明も丁寧に記載するようにしましょう。


以下で詳しく解説していきます。

出品前に確認したいこと

メルカリにiPhoneなどのスマホを出品する前には、必ず確認しなければいけないことがあります。

1. ネットワーク利用制限が「○」もしくは「ー」になっているか確認する
ネットワーク利用制限というのは、キャリアなどで購入したスマホの分割払いが滞ったり、代金が支払われなかったりするなどして、キャリアから通信に制限がかけられてしまい、通信ができなくなる状態のことです。出品するスマホのネットワーク使用制限は、スマホからIMEIを確認した後で、各キャリアのサイトにアクセスし、「IMEI番号」を入力して確認することができます。

iPhoneの場合は、「設定」>「一般」>「情報」から確認、通話画面を開き「*#06#」を入力して確認、iPhoneのSIMトレイや本体の背面で刻印を確認という3つの方法があります。

2. 端末を初期化する
次にスマホを初期化します。アクティベーションロックを解除、パスコードをオフ、そして端末の初期化という流れです。

3. SIMカードを本体から取り外す
スマホに入っているSIMカードを取り出します。

4. バッテリー最大容量を確認する
この作業は任意になりますが、スマホを購入する側はバッテリー最大容量を気にします。バッテリーの「最大容量」は、新品でフル充電したときを100%として、最大何%まで充電できるかを示し、数値が高ければ高いほど販売価格も高くなる傾向があります。

iPhoneの場合は、本体の「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」で確認ができます。

このような過程を全てクリアしたら、スマホの出品が可能となります。

スマホを高く売るためのコツは?

ここからは、スマホをできるだけ高く売るためのポイントを紹介していきます。

■できるだけ新しいうちに出品する
メルカリでiPhoneなどのスマホを少しでも高く売るには、できるだけ新しい内に出品するのは1つのポイントです。

例えばiPhone7よりもiPhone14の方が新しいモデルなので、販売価格の相場は高くなります。機種変更をしたら、すぐに出品したほうがいいでしょう。

■新しいモデルが販売になるタイミングを狙う
スマホは新しいモデルが販売になるタイミングで機種変更をする人もたくさんいます。そうすると前の機種を売ることになるので、このタイミングでメルカリに出品すると競争が激しいのではないか? と思うもの。

確かに競争はありますが、実は前のモデルを狙っているユーザーもたくさんいるのです。このタイミングには比較的新しいモデルのスマホが大量に出品されるので、品ぞろえがよくなります。価格やダメージなどを考慮しながら、自分の予算内で買えることもしばしばなので、あえてこの時期を待っている人も少なくありません。

■画像は多めに掲載する
スマホを購入しようとしているユーザーは、本体のダメージ、問題なく動くかどうか、付属品などを気にします。ダメージは写真で明確に伝えましょう。特に画面の傷は要チェックです。

また確実に電源が入ることを示すために、電源をオンにしたときの画像があるとよいでしょう。そして箱や充電ケーブルなどの有無もきちんと伝えます。

■商品説明は丁寧に記載する
スマホの場合には、購入する側が知りたいと思う情報が多くなりがち。それを丁寧に記載することで、相手も安心して購入できると思うものです。商品説明には、以下のことを記載しておきましょう。

・機種/キャリア(通信会社)/本体カラー
・ストレージ容量/OSバージョン
・IMEI(製造番号)/シリアル番号
・ネットワーク利用制限の状況 
・付属品の有無
・使用期間/修理歴の有無
・保障の有無・期間

これだけ書くには手間がかかりそうですが、購入後のトラブル防止にもつながってきます。

データが心配なら「あんしんデータ消去」サービスもある

スマホの中にはたくさんのデータが入っています。出品時に全て削除しますが、それでも情報の漏れが心配に。

そのような場合には、メルカリの「あんしんデータ消去」を利用しましょう。スマホが売れた後で、必要な初期化が行われているかを専門スタッフが確認し、データを修復不可能にする手続きを行なった上で購入者へ配送するサービスです。料金は1400円で、販売利益から差し引かれます。スマホの販売価格が4000円以上の場合に利用が可能です。

メルカリにスマホを出品するとなると、いろいろな確認事項もあります。またデータの消去など不安があるかもしれませんが、メルカリのサポートなどを受けながら出品してみてはいかがでしょう。

この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。
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