今回は、全国47都道府県居住の20歳以上の男女84万2238人が選ぶ、都道府県版「住みここち」ランキングの中から、住まいの総合評価(居住満足度)に加えて、因子別に住みやすさを分析し、「気取らない親しみやすさ」「地元出身でない人のなじみやすさ」などの設問が大きく寄与している「親しみやすさ」因子別に作成したランキングを紹介します。
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3位:東京都文京区
3位は、東京都の文京区。東京都23区のほぼ中央に位置し、幼稚園から有名大学まで数多くの学校や教育機関が集積していることからファミリー層からも人気のエリア。大きな繁華街がなく閑静な住宅街が広がる一方で、プロ野球の試合やコンサートも開催される「東京ドーム」や遊園地などがあり、幅広い世代の人が訪れ、にぎわいます。全国版総合ランキングの「街の住みここち(自治体)」ランキングでは、4位を獲得しました。2位:東京都中央区
2位は、東京都の中央区。「街の住みここち(自治体)」ランキングでも、同じく2位にランクインしています。千代田区や港区とともに「都心3区」と呼ばれ、東京23区のほぼ中央に位置します。再開発が進み、高層マンションが立ち並ぶ臨海部の「勝どき」「晴海」周辺などのほか、ショッピングスポットとして人気の「銀座」「日本橋」などの商業の中心地、江戸の文化を感じられる「月島」「人形町」など、観光名所として人気のエリアには国内外の観光客も多く訪れます。1位:北海道上川郡東川町
1位は、北海道の上川郡東川町(かみかわぐんひがしかわちょう)。「街の住みここち(自治体)」ランキングでは、前年のランキング10位から大幅にランクアップして1位を獲得しています。北海道最高峰の旭岳(あさひだけ)などの大自然に囲まれ、全戸が大雪山の雪解け水からなる豊かな地下水で生活する、全国でも珍しい上水道がない自治体です。移住促進や子育て支援、起業化支援、地域活性化に積極的な独自の行政が支持を得て、毎年転入者が多い移住の街として知られています。この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。