大分県版「住みここち(自治体)」ランキングは、大分県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答6472人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:速見郡日出町
2位は、速見郡日出町(はやみぐんひじまち)。別府湾に面した県の中央部にあり、サンリオの屋外型テーマパーク「ハーモニーランド」のある町としても知られています。町内にJR九州の駅が4つあり、暘谷(ようこく)駅から別府駅まで約15分、大分駅まで約30分でアクセスできるほか、町内には「BiVi日出」などのショッピングセンターやスーパーマーケット、衣料品店など生活に必要な商業施設がそろいます。湧き水が多く、上水道を湧き水で賄うほど水に恵まれるなど、豊かな自然環境と生活利便性との両立が支持を得ています。実際の居住者からは、「食品などの普段の買い物をするのには不便がなく問題がない。自然環境が豊かで海岸沿いに遊歩道がありウォーキングが楽しめるのがよい」「自然豊かで生活しやすくそれなりにショッピングもでき満足している」「車があれば、スーパーや家電量販店など近いので困らず便利だから。海も山もあり、適度な田舎な感じで、暮らしやすい」などの声が集まりました。
1位:大分市
1位は、大分市。大分県の行政機関が集まる県庁所在地で、JR3線が利用できるターミナル駅である大分駅周辺には「アミュプラザおおいた」をはじめ、多くの商業施設が集まる県内屈指の繁華街が広がります。駅北口の再開発事業では大分市最高層のタワーマンション建設も進行中。国内有数の規模を誇る大分港を有し、数多くの製造業が立地するほか、ニホンザルの生息地として有名で国指定天然記念物となっている「高崎山」など、豊かな自然を身近に感じられる環境がバランスよく整っています。実際の居住者からは、「大分市の中でも比較的中心部寄りにあり、日常の衣食住を満たすお店も充実しています。また緑化指定地区でもあるため緑が多く子育てがしやすい地域です。中心街や隣接市へのアクセスも比較的良く、また温暖な気候であり、海は見えるほど海に近くあるものの海抜が高く、近所に山や河川が無いため津波、土砂崩れ、氾濫の心配がないため大変過ごしやすいです」「公園などの景観も良く、コンビニが近所に沢山有り、幹線道路は南北に2本あって交通の便は良いので学生時代からこの場所が好きで移り住みました。来た当時は近くにスーパーがあって便利でしたが、今は少し遠くになりましたが、大手スーパーやホームセンターなどクルマで10分以内に数店舗あるので住みやすいです。海も近く釣りに行けます」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。