そんなブラックキャップについて、アース製薬に聞きました。
(今回の質問)
ブラックキャップはいつまで置いておけばいい? 一度に使いきらないとダメですか?
(回答)
基本は設置後約1年間効果がありますが、環境によっては例外も。一度アルミパックを開封したものを、翌年また使用することはおすすめできません。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
ブラックキャップはいつまで置いておく?
「ブラックキャップ」は台所の隅や流しの下など、ゴキブリがよく出る場所に置いておくことで、ゴキブリを巣ごと退治できるアイテムです。一度設置したらしばらく置きっぱなしになりがちなブラックキャップですが、いつまで置いておくべきなのか聞いてみました。
「設置後約1年間効果がありますが、使用環境によっては、ほこりをかぶったり吸湿したりして、誘引性や摂食性が悪くなることも考えられます。その場合は1年以内でも交換していただきたいです」
設置した後も、定期的に様子を見るようにすると安心ですね。
12個も使いきれない……余ったブラックキャップはどうすべき?
ブラックキャップは12個入りで販売されていますが、1人暮らしなど家がそこまで広くない場合は余ってしまうこともあるかもしれません。しかし、「一度アルミパックを開封したものを、翌年また使用することはおすすめできません」とのこと。開封済みのブラックキャップが使いきれずに余った場合、どのように保管すべきか聞いてみました。「入っていたアルミパックに入れて、テープなどで密封し、直射日光や火気を避け、お子さまの手の届かない場所で保管し、なるべく早めにお使いください」
密閉したら保管も可能ということですが、一度開封したらすぐに使用した方がいいようです。
「キッチンの棚の中、引き出しの中、コンロの下や流しの下、冷蔵庫の下や机の裏側など、ゴキブリがよく出る場所にブラックキャップを設置し、ゴキブリとブラックキャップが出会う機会を増やすことが効果的です」
なるほど、家の中のゴキブリがよく出る場所に設置すると 12 個使いきれそうですね。