佐賀県版「住みここち(自治体)」ランキングは、佐賀県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答4596人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
>5位までの全ランキング結果を見る
2位:杵島郡江北町
2位は、杵島郡江北町(きしまぐんこうほくまち)。佐賀県の中央部に位置し、JR長崎本線・佐世保線の分岐点で特急列車の停車駅である江北駅を中心に発展。佐賀駅には約10分で行けるほか、福岡県の博多駅へは最短45分、長崎県の長崎駅へは約70分と県外へのアクセスも良好です。国道34号・207号の分岐点でもあり、佐賀市内へは車で約25分で行けるほか、駅周辺や国道沿いには「イオン江北店」などの大型ショッピングモール、スーパーマーケットなど日常生活に便利な商業施設が集積しています。実際の居住者からは、「ドラッグストア、スーパー、ディスカウントストア等々、近場に揃っており、駅も徒歩十分で近い。職場へのアクセスも悪くない」「徒歩圏内で買い物や、立ち寄れる場所がある。電車が通っていて隣県に行きやすい」「日常生活の買い物などは近場で揃うので満足できる。徒歩圏内に飲食、買い物等の店があるので便利だと思う」などの声が集まりました。
1位:鳥栖市
1位は、鳥栖(とす)市。九州の陸路交通の要衝地で「久光製薬」が本社を置くほか「キユーピー」や「ブリヂストン」など大手企業の本社や工場が集積しています。博多までは最速12分と福岡都市圏へのアクセスが良好で九州各地へ行きやすいことから通勤・通学可能なエリアが広く、自宅から通える就職先や進学先が豊富であることが大きな魅力です。市内には約170のショップが並ぶ「鳥栖プレミアム・アウトレット」や「フレスポ鳥栖」など大型商業施設があり、買い物客でにぎわいます。実際の居住者からは、「子供が多く、街がいつも元気である。高速の分岐点となっているため、近隣の県に遊びに行くのもとても便利である。また、県外から移住した人や転勤家庭が多く、よそから来た人も快く受け入れてくれる雰囲気が良い。道路や配管の工事など街の整備は比較的行き届いているように思う」「閑静な住宅街で住みやすく子供にとっても良い。スーパーやコンビニ、診療所も近く生活に不便はない。幹線道路もそばにあり、どこにでも素早く行ける」「都会すぎず、田舎すぎず程よい。駅も近く、都会に行こうと思えば行けるし、その割には周辺の家賃は安い」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。