愛媛県版「住みここち(自治体)」ランキングは、愛媛県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答8469人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:西条市
2位は、西条(さいじょう)市。県の東部に位置し、南には西日本最高峰の「石鎚山(いしづちさん)」があり、北は瀬戸内海に囲まれて温暖な気候に恵まれます。市内各所には「うちぬき」と呼ばれる、飲料水としても活用される自噴施設が点在し、国の名水百選にも指定されています。「はだか麦」の生産量は日本一を誇り、四国屈指の工業集積地としてさまざまな製造業が立地する、自然と都市機能との両立が人気を集めています。実際の居住者からは、「上水道代金がかからない。適度に緑や自然がある。今住んでいる場所は、生活に必要なものが全て近くに揃っていて便利」「都会からの移住にて心配していた田舎暮らしの人づきあいがほどほどでちょうどよかった事。買い物にも不自由することなく、日々お散歩できる田んぼ道もあり暮らしが穏やかで静かであること」「都会のように混み合ったり人間関係が希薄になることなく田舎のようにお店や医療福祉に不便さもなく住みよい」などの声が集まりました。
1位:松山市
1位は、松山(まつやま)市。四国地方最大の人口約50万人を誇る愛媛県の県庁所在地です。日本最古の温泉の1つ「道後温泉」、俳人・正岡子規の世界に触れる「松山市立子規記念博物館」、市の中心部にある長さ483メートルもの巨大な「大街道商店街」など、観光名所としても人気のスポットが各地に点在。駅前広場などの大規模再開発も進行中です。実際の居住者からは、「徒歩圏内にはショッピングセンターなど大きな商業施設はないが買い物に困ることもないし、一番の文教地区で若者が多く活気がありつつ昔からの静かな住宅街もあり病院も多い。また全国的に有名な温泉もあり賑わっている。緑も多く住みやすい。地元ではここに住んでいると言うと少し羨ましがられる。ウォーキングや散策が楽しい」「ある程度商店街やショッピングモールへのアクセスは良い。商店街には居酒屋も多いため仕事の付き合いなどではセッティングしやすい。また、大きめの公園もあり、家族連れで週末出かけられる場所は多い」「市街地に近く、バス路線や電車路線にも近くて交通の便は良い住宅地で、夜間は静かである。食品スーパーや医院もすぐ近くにいくつかあり、徒歩や自転車で行ける」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。