香川県版「住みここち（自治体）」ランキングは、香川県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答6343人分を累積して集計（一部の回答のみ2019年を追加）。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位：高松市
2位は、高松（たかまつ）市。県の中央に位置する県庁所在地です。市内にはアート展やコンサートなどさまざまなイベントが開催される高層ビル「高松シンボルタワー」や、国内最長といわれるアーケードを持つ「高松中央商店街」などの都市機能が充実。瀬戸内海特有の温暖な気候と豊かな自然に恵まれるほか、国の史跡で日本三大水城の「高松城」、国の特別名勝に指定されている「栗林（りつりん）公園」など、数多くの歴史的名所も点在しています。実際の居住者からは、「徒歩圏内に生活に必要なものが揃っている。繁華街が徒歩圏内なので、飲んだあとも徒歩で帰宅できること。商店街が近いので、歩くのが楽しい。道路もそんなに混まないので運転がしやすい」「車があれば、近場でなんでもそろっている。20分も車で行けば、街の中心街へ行ける。静かなところで、田舎でもなければ都会でもない地域。一番住みやすい。地元の繋がりがやや薄れてきているが、自治会などの煩わしさがなくなったのはいいことである。比較的新しい住宅街なので、道路や家が綺麗。治安もよい」「車通りが多い道路や線路が近いが、音や騒音は気にならず自宅にいても落ち着いて過ごせる。徒歩圏内ではないが、自動車であればスーパーや銀行、ショッピングモールも近くにあるのでさほど不便さは感じていない」などの声がありました。
1位：綾歌郡宇多津町
1位は、綾歌郡宇多津町（うたづちょう）。県のほぼ中央に位置し、瀬戸内海に面した県内で最も面積の小さな街です。臨海部の塩田跡地を開拓して生まれた街には、展望フロアの天空のアクアリウム「ソラキン」が人気の高さ158メートルの展望塔「ゴールドタワー」をはじめ、観光名所や商業施設、中・高層マンションが多く立ち並びます。四国八十八ヶ所霊場の第78番札所「郷照寺（ごうしょうじ）」など歴史ある観光名所もあり、新しさと歴史ある趣との2つの顔を持ち合わせた街並みが人気です。実際の居住者からは、「狭いエリアに施設が集まっており、買い物が便利。若い世代が多いからか、映画館や水族館があり、それに伴うカフェやスイーツ店など、お店の出店が期待できる。行政自体も、規模が大きくないためか、動きがはやいように感じる」「現代の生活に合った、充実したまちづくりをしているのと同時に、古い町並みも大事にしていて、歴史文化もきちんと継承されている。学校の環境も、柔軟でとても心地良い。先生方には感謝しかない。遊歩道や公園などもとても充実していて、すれちがう地域の人達と、気軽に挨拶を交わせる。人も土地も、とてもあたたかい」「いろんなお店、商業施設、スーパー、コンビニ。塩田を開発した場所だからまだまだ発展するだろうし、街が大きくはないから四方八方色々あり公園も充実して何より瀬戸大橋がある位置にあるから本州にもアクセスしやすい」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者：福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。
