30代正社員の年収帯ランキング！ 2位「400～500万円未満」、1位は？ 平均値や中央値、男女差、年齢別も

転職サービス「doda（デューダ）」は、20～65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2022年9月～2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した人を対象としており、2023年最新版の調査結果です。

本記事では、年齢別「30代」の年収事情を詳しく紹介します。

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30代の年収分布、最多は「300～400万円未満」

30代の年収分布を見ると、最も多い年収帯は「300～400万円未満（26.9％）」となっています。これに続いて2位が「400～500万円未満（24.9％）」、3位が「500～600万円未満（16％）」です。

男女別の平均年収、約110万円の差

30代全体の平均年収は447万円です。男女別に見ると、男性は494万円、女性は383万円と、約110万円の差があります。39歳では男性の平均年収が550万円、女性が396万円と、約150万円の開きがあります。

また、中央値は30代全体で400万円。男性で450万円、女性で350万円となっています。

年齢別の年収推移、30代後半で上昇

30代の中でも、年齢によって年収に違いが見られます。30歳では416万円だった平均年収が、33歳になると445万円に上昇。さらに36歳では462万円となり、39歳で486万円に達します。このデータから、30代の間も年収が継続的に上昇していく傾向が見られます。

業種別では、「金融」が528万円でトップ。次いで「IT／通信」（499万円）、「総合商社」（495万円）と続きます。職種別では、「専門職（コンサルティングファーム／専門事務所／監査法人）」が658万円と最も高く、次いで「企画／管理系」（542万円）、「営業系」（514万円）となっています。