20代正社員の年収帯ランキング! 2位は「300万円未満」、1位は? 平均値や中央値、男女差、年齢別も
転職サービス「doda(デューダ)」は、20~65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2023年最新版の調査結果です。20代の年収帯ランキングの2位は「300万円未満」、1位は?
転職サービス「doda(デューダ)」は、20~65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した人を対象としており、2023年最新版の調査結果です。
本記事では、年齢別「20代」の年収事情を詳しく紹介します。
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20代の年収分布、最多は「300~400万円未満」
20代の年収分布を見ると、最も多い年収帯は「300~400万円未満」(39%)となっています。これに続いて2位が「300万円未満」(29.2%)、3位が「400~500万円未満」(20.4%)です。
男女別の平均年収、約50万円の差
20代全体の平均年収は352万円です。男女別に見ると、男性は377万円、女性は329万円と、約50万円の差が生じています。29歳では男性の平均年収が442万円、女性が371万円と、約70万円の開きがあります。
また、中央値は20代全体で330万円。男性で350万円、女性で300万円となっています。
年齢別の年収推移、右肩上がりの傾向
20代の中でも、年齢によって年収に違いが見られます。22歳では286万円だった平均年収が、25歳になると351万円に上昇。さらに28歳では399万円となり、29歳で409万円に達します。このデータから、20代の間に年収が着実に上昇していく様子がうかがえます。
業種別では、「金融」が387万円でトップ。次いで「メーカー」(382万円)、「建設/プラント/不動産」(379万円)と続きます。職種別では、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」が494万円と最も高く、次いで「企画/管理系」(407万円)、「営業系」(387万円)となっています。