仲野太賀さん、小池栄子さんが共演するドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)。7月24日に放送された第4話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
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第4話のあらすじ
新宿歌舞伎町の路地にひっそりと佇む聖まごころ病院の外科医、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)を、謎の外国人男性・マイケルが襲撃。美容皮膚科医・高峰亨(仲野太賀)が見かけて動揺する中、トー横キッズのマユ(伊東蒼)がペヤングの熱湯をマイケルにかけて撃退し、マイケルは無事警察に逮捕されます。
ヨウコによると、米国で売人の薬物を奪って燃やしたせいで命を狙われており、母であるリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)の助言で日本に逃げて来たとのこと。院長の高峰啓介(柄本明)がリツコと40年来の知り合いだと語る一方、再会を喜ぶ母子をはた目に、経理担当・白木(高畑淳子)は、リツコに対して災いをもたらす女特有の禍々しさを感じます。
NPO法人「NotAlone」新宿エリア代表・南舞(橋本愛)やソーシャルワーカーとして働く啓介の娘・はずき(平岩紙)、歌舞伎町交番の警察官・岡本勇太(濱田岳)らとマユの母の面会により、マユは児童養護施設から高校へ通うことに。一方、啓介はリツコとはずきを呼び出し、ヨウコがリツコと不倫の果てにできた自身の子であることを告白します。
医者の家系に望まれず女として生まれ、苦労するも医師になれず辛い思いをしていたはずきは激怒。ヨウコに跡を継がせる前に、どんな思いでこれまで聖まごころ病院で働いてきたか考えろと感情をあらわにします。聖まごころ病院で緊急出産した16歳のトー横キッズ・ジャスミンやヨウコら大人たちに向かって、「望まれずに生まれてきた子はずっと辛い、ずっと苦しいの! 忘れないで」と大喝するのでした。
ヨウコが院長の娘だと判明! はずきのショックと怒りに共感殺到
救急患者の処置に奔走するヨウコや亨たちの姿を目撃したマユは、病院で働くという将来の夢を得ました。心温まるエピソードが描かれた一方、ヨウコが啓介の実子であるという衝撃の事実が発覚。異母姉妹であると知ったはずきのショックと怒りたるやすさまじく、SNSでははずきに対する同情と共感の声が殺到。
X(旧Twitter)では、「ヨウコの父ちゃんが院長とは…はずきさんが結構ガチなバチバチ感。コメディ要素が少なくなってシリアスな展開が増えた」「ヨウコとはずきは異母姉妹、亨とはイトコってことか」「人間関係の深みが出て面白くなってきた」「はずきさんの心境よ…」「父が同じなのにかたや医者、自分はソーシャルワーカーか。残酷な…」「感情の行き場ないよな。しんどいわ、はずきさん」などのコメントが寄せられています。
自分が啓介の娘と知らないヨウコが、様子のおかしいはずきを気にかける一方、事実を知る啓介とリツコ、はずき、白木は今後のことを話します。ヨウコに病院を継いでもらいたい啓介。しかしはずきは大反対し——。聖まごころ病院の行く末から目が離せません。
『新宿野戦病院』あらすじバックナンバー
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。