買い替え時に必須となる、iPhoneの下取りについて、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
使わなくなったiPhoneを1番高く売る方法は?
(回答)
iPhoneを売る方法は主に4つ。その中で最も高値で販売できる可能性があるのは、フリマサービスやオークションサイトを活用する方法です。ですがこの方法には時間や手間が掛かるといったデメリットもあります。どの方法が自身に適しているか検討してから判断するようにしましょう。
使わなくなったiPhoneを売る方法4選
使わなくなったiPhoneを下取りに出す方法としては、大きく以下の4つが挙げられます。キャリアの下取りプログラム
「SoftBank」「au」「docomo」「楽天モバイル」で実施している下取りプログラムを利用する方法です。現金による買い取りではない点に注意が必要。新しいスマホの購入料金からの差し引きや、ポイント還元など、キャリアによって異なります。
公式Webサイトなどで下取り料金のシミュレーションもできるので、買取価格の基準を調べるのにも役立ちます。
Appleの下取りプログラム
Appleも下取りプログラムを実施しています。こちらも上記同様、現金での支払いではない点に注意。新しいiPhoneの購入価格の割引か、下取り額分をApple Gift Cardで受け取るか、どちらかになります。Appleの公式Webサイトで詳細が確認できるとともに、下取り価格の目安も記載されています。
リサイクルショップや買取専門店
イオシス、ゲオ、ソフマップ、にこスマ、TSUTAYAなど、さまざまなところでiPhoneの買取サービスを実施しています。メリットは、現金にて下取りしてもらえる点。くわえて手続きがそこまで複雑化せず、スピーディーに対処できます。
一方、各社によって買取価格が異なるため、比較検討に時間がかかってしまうことが考えられます。
フリマ・オークションサイトの活用
最後は個人間での売買。つまりフリーマーケットサイトやオークションサイトを利用して、個人に販売する方法です。自分で価格設定ができるため、需要さえあれば相場より高く売れる可能性があります。一方、販売までに時間がかかる上に、確実に売れるとは限らない点に注意が必要です。また、出品や発送に手間や費用がかかったり、購入者とのトラブルのリスクがあったりする点も考慮しておきましょう。
高値で売れる可能性があるのは「フリマなどの活用」だけど……
先述した4つの中で、最も高値で売れる可能性があるのは「フリーマーケット・オークションサイトの利用」です。しかし手間と時間がかかる上、トラブルが発生するリスクもあります。「販売したiPhoneがすり替えられて返品される」「iPhoneの状態についてクレームが入る」といったトラブルもあり得るため、正しい対策や予防策を講じる必要があります。
高額な商品を個人間で売買すると、トラブルのリスクは高まります。一方、そこまでのリスクをおかしても、他の下取り方法に比べて数千円の差額にしかならないことも珍しくありません。
手間とリスクをてんびんに掛けると、得になる方法だと筆者は感じませんでした。
きちんとした企業と、スピーディーかつ安心安全に取引を行うほうが、総合的に見れば得になるのだと筆者は考えています。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。