秋田県版「住みここち(自治体)」ランキングは、秋田県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答5699人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:仙北郡美郷町
2位は、仙北郡美郷町(せんぼくぐんみさとちょう)。秋田県南部に位置する県内有数の穀倉地帯で、豊かな自然に恵まれた美しい景観が魅力の町です。町内には映画館なども入る「イオンモール大曲」などの大型ショッピングセンター、スーパーマーケットなどが点在。美郷町オリジナル品種のホワイトラベンダー「美郷雪華(みさとせっか)」も見られる東北エリア最大級のラベンダー園には多くの観光客が訪れます。実際の居住者からは、「賑わっている都会的な場所ではないが、周辺のショッピングモールへのアクセスの良さ、隣県へのアクセスのしやすさには大変満足しています。また、災害が少ないことも満足な点です」「車の通りが少ないため、夜の星空がとても綺麗なところ」「商業施設には無料駐車場があり、人混みも少なくあまりストレスを感じない」などの声が集まりました。
1位:秋田市
1位は、秋田市。県のほぼ中央部に位置する、人口約30万人の県庁所在地。JR秋田駅からは、岩手県の盛岡駅を経て東京駅までを結ぶ秋田新幹線が利用できるほか、秋田空港、日本海を進むフェリーが出航する秋田港を有するなど、陸・海・空の交通機関が整っています。「あきたこまち」をはじめ、古くから米どころや日本酒の産地として有名で、市内に点在する酒蔵見学は観光客からも人気のスポットです。実際の居住者からは、「地方都市なので全国チェーン店は充実しているため日常の生活に困ることはない。物価も安く生活しやすい。少し遠出をすると自然豊かで行楽を楽しむことができる。病院も大学病院、総合病院など多く自分にあった病院を選ぶことができる。また、食べ物も美味しく人柄も優しく住みやすい。自然災害も少ないのが利点である」「近くにスーパー、ドラッグストア、飲食店などのショッピングモールなどがあり、生活する上で必要な買い物が出来る。その反面、一部にはまだ田園風景も広がっていて、全体的にバランスが取れた立地だと感じている」「歴史がある地域で、街並みや住民の意識にそれが反映されていること。基本的な日常生活は(多少無理すれば)徒歩で完結できること。路線バスの便数が、周辺他地域より多いこと」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。