公式発表によると、この日11:00時点の来場者は約1700人。11:30からはダイビングプールで、日本唯一のハイダイビング(高さ27メートルから飛び込む競技)の選手として活躍している荒田恭平さんによるパフォーマンスが披露され、着水のたびに拍手がわき上がるなど盛り上がりを見せていた。
今シーズンから開始の新たな取り組みも
大磯ロングビーチでは今シーズンから、新たに「チケット料金変動制」を導入する。時期や曜日によって料金(大人1日券の場合)が4300円、4500円、4700円と変動。平日の料金を安めに設定することで、混雑の平準化を狙う。また、人気のウォータースライダーでは、通常の待機列に並ばずに、優先列から利用可能な優先滑走システム「プラパス」(1組1回500円。スマートフォンで事前購入)を導入。「炎天下で長時間並ばずに、少しでもスムーズにご利用いただけるようになれば」(広報担当)という。
親子で絶景を楽しめる「こどもと絶景体験」
大磯プリンスホテル、大磯ロングビーチというと「昭和のリゾート」のイメージがあるかもしれない。しかし、2017年には客室棟のリニューアルや、温泉・スパ棟「THERMAL SPA S.WAVE」の新設などを実施。温泉・スパ棟4階のスパフロアには、海に溶け込むような絶景が楽しめるインフィニティプールが設置されるなど、カップルや大人同士も楽しめる上質なリゾート施設に生まれ変わっている。
4階スパフロアは通常、12歳以上が利用可能だが、夏季は期間限定で、6歳以上の子ども(宿泊者限定)も利用可能な「こどもと絶景体験」を実施する。親子で特別な夏の思い出づくりをする絶好のチャンスだ。
<宿泊者限定>こどもと絶景体験
https://www.princehotels.co.jp/oiso/informations/kids2024/
●大磯ロングビーチ
・所在地:神奈川県中郡大磯町国府本郷546
・営業期間:2024年7月6日(土)~9月16日(月・祝)
・アクセス:
<車> 東名高速道路厚木I.C.経由で小田原厚木道路大磯I.C.から約2キロ(約5 分)/西湘バイパス大磯西I.C.から約1分。
<電車> JR東海道線大磯駅から路線バスで約13分またはタクシーで約7分。
この記事の執筆者:森川 天喜 プロフィール
神奈川県観光協会理事、鎌倉ペンクラブ会員。旅行、鉄道、ホテル、都市開発など幅広いジャンルの取材記事を雑誌、オンライン問わず寄稿。メディア出演、連載多数。近著に『湘南モノレール50年の軌跡』(2023年5月 神奈川新聞社刊)。2023年10月~神奈川新聞ウェブ版にて「かながわ鉄道廃線紀行」連載。